内容説明
或る日、預言者が人々の前に現われると、一人の男が来て、信仰とは何か、と尋ねたので、彼は「神と天使と使徒達を信じ、最後の日と復活を信じることである」と答えた。次に、イスラームとは何かと問われたとき、彼は「神のみを崇め、神に並べて他の何物をも拝せず、礼拝を行い、定めの喜捨を出し、ラマダーンの断食をすること」と答えた。
目次
啓示が神の使徒に下されたことの次第
信仰の書
知識の書
浄めの書
洗滌の書
月経の書
砂による浄めの書
礼拝の書
礼拝の時刻
アザーン
金曜日の書
危急の際の礼拝
二大祭の書
奇数回のラクア
雨乞いの祈り
日蝕
コーラン朗誦中の跪拝
礼拝の短縮
夜の礼拝
メッカとメディナのモスクにおける礼拝の功徳
礼拝中してもよい行為
礼拝の際の不注意
著者等紹介
牧野信也[マキノシンヤ]
1930年、千葉市に生まれる。1960年、慶応義塾大学大学院文学研究科(東洋史学)博士課程修了。61年、東京外国語大学アラビア語学科創設にあたり、同大学専任講師を経て教授。93年、杏林大学教授。東京外国語大学名誉教授。文学博士。著書に『創造と終末―コーラン的世界観の構造』『マホメット』『イスラームとコーラン』『アラブ的思考様式』『イスラームの原点』。訳書に『アラブ古詩抄』、T・イヅツ『意味の構造』など
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