中公文庫<br> マールスドルフ城1945

中公文庫
マールスドルフ城1945

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 422p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122035935
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

1945年4月。親衛隊大尉シュミットは、総統より「赤い顔の敵を殺せ」という不可解な命を受けた。一方、何者かに父親を射殺された少年・小林昇は、母、妹と共に陥落寸前のベルリンを発ち、鄙びた館マールスドルフ城で集団疎開生活を始めた。が、そこにシュミットが現われる…。第三帝国崩壊の波に翻弄される人々の運命は。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

15
図書館でタイトルが目につき「ゴシックミステリーかな?」と思って読み始めたら、ちょっと伝奇風な歴史サスペンスでした。 マールスドルフは、実際に、ベルリン陥落間際に120名ほどの日本人が集団疎開生活を送った貴族の館。 そこに、ヒトラーが幻視した東洋人の〈赤い顔の敵〉を抹殺する為に親衛隊大尉がやって来て、サスペンスフルな展開になり一気読み! 〈赤い顔の敵〉は、そういうことか〜と納得。 ヒトラーの死の前後の、ドイツや日本人社会の様子も興味深かったです。 2012/10/08

鈴と空

0
なんとなく淡々と読んじゃった。“赤い顔の敵”はそういうことにしたのか、とは思ったけど。2010/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/387456
  • ご注意事項

最近チェックした商品