内容説明
シンドバッド、イブン・バットゥータなど、古の大旅行者たちの世界に浸ることを夢見て、ペルシア湾をはじめ、アラブ・アフリカ・インドを結ぶ海原を巡る痛快航海記。数千年の間、交易に従事してきた“海のラクダ”木造帆船「ダウ」に同乗し、海と船とそこに生きる人々の魅力をカラー写真を交えて綴る。
目次
1 ペルシア湾の渡し船(ファルマン号上にて;アラブの出稼ぎ人)
2 文明の河シャッタル・アラブ(ダウを求めて;河下り)
3 ケニア東海岸(モンバサ島;スワヒリの世界)
4 木造帆船ダウ同乗記(オールド・ハーバーの日々;ムンタス号;帆を揚げて(モンバサ→モガディシオ) ほか)