出版社内容情報
沖縄の離島で僻地医療に当たっていた韓国人女医が現地の少年に殺害された……時代に身を捧げた女達を描くノンフィクション中篇集
内容説明
沖縄の離島で僻地医療に当たっていた韓国人女医が現地の少年に殺害された…時代に身を捧げた女達を描くノンフィクション中篇集。
目次
第1章 南の島のマリア―沖縄で殉職した韓国人女医、鄭宝玉
第2章 周恩来に届いた手紙―ラストエンペラーの令弟愛新覚羅溥傑の次女、嬬生
第3章 ニューヨークのかけこみ寺―新手法で老人福祉に取り組むJASSI会長、ミドリ・島内・レダラー
第4章 現場に立つのは「今しか、ない」―学究生活から国際舞台に出た国連難民高等弁務官、緒方貞子
第5章 海を枕に尊厳死―二つの母国で生きた元駐日アメリカ大使夫人、ハル・ライシャワー
神など頼まぬ―A級戦犯、板垣征四郎大将夫人、喜久子