内容説明
アメリカは、さまざまなかたちの「愛」の実験国だ。従来の「ファミリー」の概念が崩れ、共に成長し合える居心地のよい関係へと、家族の在り方も変わってきた。アメリカ人社会で生活する著者が、日米の「愛」をめぐる“逆さの常識”を、豊富な具体例を挙げながら報告する。
目次
１ 私の国際結婚
２ 国際結婚はむずかしい
３ 仕事人間とキャリアウーマン
４ 変貌するファミリー像
５ 夫婦が交わす“契約書”
６ さまざまな愛の形
７ 直面する「心」の崩壊
８ 日米愛の混戦模様
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ai Sasaki
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国際結婚を控え読んでみた。著者の経験や周りから聞こえてきた話を軸にアメリカの生活感や常識、そして私達の潜在的にある日米間の意識を綴る。中古で買ったため状況が古くなってきているのが残念ではあるものの、著者の体感した本物の声を聞くだけでも、近い立場にいる私にとっては有意義なものとなった。他国間との差を「文化の違い」なんて言葉だけでくくるには粗末すぎる。それを感じさせてくれる内容であった。2012/07/03
