感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんちゃん
19
今では失われてしまった風習も多い。非科学的だと言ってしまえばそれまでだが、あれやこれやと縁起担ぎをすることで幾ばくかのプラセボ効果がもたらされていたのではあるまいか。行事が生活のリズムとなり、季節を愛でる心にもつながる。江戸庶民の豊かさはこんなところから生まれたに違いない。2015/11/23
tama
5
図書館閉架本 文庫じゃなくハードカバーでS63年第1刷4640円 ううう勿体ない。この方の画風が好きで。人物の表情が穏やか 今回もお初な事柄多数。多過ぎて選べん!煤払いと節分が同じ月!大奥での節分では豆をまくとき鬼は外とは言わない。興行中の役者の楽屋入りのとき下足番が5・6人いる!芝居小屋の大道具建込み図は大好き。筆者さんのお父さんも芝居小屋の大道具を作っていたと書いてあります。10月にコタツ開き。掘り炬燵だわ。なんか最近の飲み屋の座敷みたいだけど浅いのね。菊の花の展示、管菊がない。盆踊り侍も下賤も!2023/07/06
yonet35
0
「こんなに年中行事あったんかいっ?!」と、読み終えて思わず心の中で叫んだ。特に武家屋敷はいろいろ行事あって大変だなぁ~と思ってしまった。2011/10/09