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出版社内容情報
漫画と仕事の両立を図る満賀は、才野と合作『西部のどこかで』を描き上げ雑誌社に投稿。立山新聞でも仕事が認められ、図案部から学芸部へ異動する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スター
35
この巻も面白かったです。新聞社での仕事と、漫画の創作の両立に成功しつつあった満賀だが、思わぬ暗雲が立ちこめる事に。2022/03/17
アポトキシン
27
図書館本。今回は主に満賀のサラリーマン奮闘記で、同じ仕事をする者として戒めとなる名言が多かった。人間だからミスをする時はある。ただ、ミスをした際に、二度と同じ失敗を繰り返さないように気を付けることが重要で、そのためには、常に謙虚な気持ちで仕事に臨む事が重要だと学んだ。また、少しの気の緩みが大失敗に繋がりかねないということを、私自身この漫画から学び直した。第5巻は漫画としても面白く、さらに自己啓発という意味でも、とてもためになった。2024/05/05
読特
25
漫画教室への投稿マンガの選と評。名前が記事に載る。期待されての学芸部への異動。まんが描きの方は、ついに原稿依頼が来る。新聞社勤めとまんが家への道。二足のわらじは共に順調。そんな中、ラジオ蘭に昨日の番組表を載せてしまうという失態を犯す。「チェック体制が杜撰なのでは?」と指摘したくなるのだが…死刑が存続する日本。何かのトラブルは誰かのせいにしたがる。人的要素は要因の1つに過ぎない。過ちが起きない仕組み作りこそが大切なのだ。それは、参加している全ての人が考えるべきことである。国の制度であれば、国民全体の責任だ。2024/03/09
gtn
23
立山新聞社の図案部から学芸部への異動。そこで任されたラジオ欄の大失態。だが、それらの社会経験が、Aにとって、後の大人漫画の制作に生きたのだろう。一方、そんな経験のないFが、後年「ドラえもん」というファンタジーを描いたことに、いやファンタジーしか描けなかったことに、ある程度納得。2023/05/19
KAKO
7
まんがの制作過程、アイデア、新聞社での担当欄に対する構想、全て見せてくれるので、とにかくリアリティが半端ない。先輩の描いたまんがや読み物、映画から着想を得て、それを自分のものにしていく…大変だなあ。機関車や街の風景、映画のシーンなど、とても時間をかけて描かれているだろうに、背景なので読む方はさらっと読んでしまって、申し訳ない。2022/09/04
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