内容説明
川面を覆う鱒の影、行く手を遮る鹿の大群、獲物を窺うヒグマの親子、小屋を襲う鉄砲水…。原生林が息づく北の奥地に、多彩な自然の営みと心暖まる人びとの交流がみられた時代。北海道日高山脈の山懐、染退川源流を遡上し、イワナやヤマベを釣り暮らして若き日々の想い出を鮮烈な筆致で物語る、失われし大自然へのオマージュ。
目次
1 母なる川よ(染退川へ;無言の教え;行く人、来る人 ほか)
2 奥地へ(悪夢;三叉へ;岩上の危機 ほか)
3 燃ゆる渓(他流試合;巨大魚;渓流に帰る ほか)
川面を覆う鱒の影、行く手を遮る鹿の大群、獲物を窺うヒグマの親子、小屋を襲う鉄砲水…。原生林が息づく北の奥地に、多彩な自然の営みと心暖まる人びとの交流がみられた時代。北海道日高山脈の山懐、染退川源流を遡上し、イワナやヤマベを釣り暮らして若き日々の想い出を鮮烈な筆致で物語る、失われし大自然へのオマージュ。
1 母なる川よ(染退川へ;無言の教え;行く人、来る人 ほか)
2 奥地へ(悪夢;三叉へ;岩上の危機 ほか)
3 燃ゆる渓(他流試合;巨大魚;渓流に帰る ほか)