中公文庫<br> 文章読本 (改版)

個数:

中公文庫
文章読本 (改版)

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月17日 14時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122024663
  • NDC分類 816
  • Cコード C1195

内容説明

当代の最適任者が、多彩な名文を実例に引きながら、豊かな蓄積と深い洞察によって文章の本質を明らかにし、作文のコツを具体的に説く。最も正統的で最も実際的な文章読本。

目次

第1章 小説家と日本語
第2章 名文を読め
第3章 ちょっと気取って書け
第4章 達意といふこと
第5章 新しい和漢混淆文
第6章 言葉の綾
第7章 言葉のゆかり
第8章 イメージと論理
第9章 文体とレトリック
第10章 結構と脈絡
第11章 目と耳と頭に訴へる
第12章 現代文の条件

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

my本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

132
特に気に入ったのが第九章「文体とレトリック」シェイクスピアの諸作と大岡昇平『野火』を例に取り、レトリックを分類解説している。丸谷氏が村上春樹を評価していた理由の一つに、村上のレトリック使いにあったかも。でもレトリックを駆使するには、それなりの教養とセンスが必要で、私には高い壁だ。本作に引用されている古今東西の名文のうち、最も感銘を受けたのは幸徳秋水が『平民新聞』に載せた「兵士を送る」名文としか言いようがない。今、戦争したがっている政治家どもに是非読ませたい。それだけの読解力があればね。2017/10/04

ω

40
とても勉強になたω と書くと怒られそw  「野火」が教科書的に捉えられていて、私は全然読めてなかったことに気づいたのでもう一度読み直して、名文をしっかりと噛み締める必要があると思う。  よい日本語が書けないのは、日本語の構造上の不備欠陥ではなく、書けない人間の怠惰と無能なのだ。。。  何より、私は笹まくらが大好き。2024/12/22

ハイカラ

39
内容を短くまとめると、「名文をひたすら読みまくって、文章の論理性や言葉選びやリズムを学べ」ということになる。引用されている名文はどれも惚れ惚れするような上手さで、なるほどこいつは一朝一夕で書けないなと思わされる。文章を書くことは簡単じゃない、考えに考えて書かなければいけないと肝に銘じました2016/04/11

原玉幸子

27
日本の近代的自我の目覚めと密接な関係があるとの視点で、柄谷行人『日本近代文学の起源』との「合わせ読み」は如何でしょうか。興味や興奮と言っても、私は古文を読みませんし勉強もしませんので、何とも無責任ですが、本書での丸谷の文学作品(の手法)を例示・比較を通じて、心象、所謂心の揺れ動きの変容や違いを、現今の感覚から眺めることに興奮します。(唯、例えば「成程、『野火』はそうやって読むのか」と興奮も感動もしますが、「本を読む時にそこまで修辞法に拘ると疲れそう」とも思いました。)(◎2024年・春)2024/04/23

キジネコ

23
再読です。十分な理解など叶いませんが、読むたびに発見があります。 作文の極意は名文に接し親しむことに盡きると丸谷さん。ではその「名文」とは一体どういう文章を指すのか?引用される数々の文章、前回同様、漢文調の文章はどうも苦手で素直に落ちてくれないのが情けない。ある文体に出会うとする、それが認めがたい時 その因は?文章の気取りが恰悪い!装う心意気と力の趣味が どうにも気持ち悪い・・・って、妙に腑に落ちる話でした。名分は読む者の実力次第・・研鑽なくして 最高には及ばず~2013/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/514289
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品