中公文庫<br> 外交六十年

中公文庫
外交六十年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784122017672
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C1121

内容説明

日露国交の回復、宣統帝の庇護、犬養内閣外相、蘭印交渉、初代の中華民国大使等々…。明治・大正・昭和と、日本の近代から現代まで、六十余年にわたって激動の歴史に自ら深く関わってきた、一外交官が綴る、生きた日本外交史。また、小村寿太郎、張作霖、蒋介石など、政府要人の的確な人物評も興味深い。

目次

少年期と学窓時代
領事官時代
英国在勤と本省時代
駐支公使時代
駐仏大使時代
外務大臣時代
貴族院議員時代
枢密顧問官時代
台湾時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

feodor

6
新潟の高田の豪農の胡として生まれた外交官の自叙伝。犬養毅の女婿になった人で、しばらくは中国で活躍。最初が厦門で、ロンドン・本庁を経て駐支公使を務める。駐仏大使のときには、連盟代表も兼ねていたが、満州事変が発生して「不拡大」という政府の方針を伝えるが現実には軍が拡大して中華民国はその状況を刻々伝えるという苦境に立つ。犬養内閣では外相になり、五・一五事件では初期段階での様子も触れる。貴族院議員時代には蘭印への交渉や仏印の大使なども務めるが太平洋戦争開戦。重大事件については割とあっさりして記述。2016/04/27

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