内容説明
アジア史上に君臨し、偉大な足跡を示したアショカ王、秦始皇帝、清の康煕帝など帝王9人の伝記。それぞれの業績と生涯を、世界史との関連のなかに位置づけ詳述する、画期的労作。
目次
アショカ王
秦始皇帝
唐太宗
成吉思汗
忽必烈汗
アミール・チムール
アクバル大帝
シャー・アッバス
清の康煕帝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kk
15
家の書棚で肥やしになっていた本。アショカ王から康熙帝まで、アジアの歴史を彩った9人の君主達の事績と人生をコンパクトにまとめた一冊。著者は長らく旧制高校で教鞭をとっておられたということであり、記述は簡にして要。読者に親切な語り口。とは言え、私kk的にはインドや中東辺りの歴史に土地勘がないので、そっち方面の固有名詞の消化にはちょっと苦労もしました。2022/05/06
カズザク
3
昔習った世界史で、目にした・耳にしたアジアの帝王達の話。秦の始皇帝、モンゴルのチンギス・ハン、元のフビライ・ハン等、超メジャーな帝王から、アショカ王、チムール、アクバル大帝等、日本で他で本になってる?の超レアな帝王まで、幅広く楽しめる。紹介されている全員が、歴史上の超英雄ばかり。でも、結構苦難・苦労を乗り越えて偉業を達成…だからこそ、偉業が更に輝きを増して、一部伝説にも彩られて、今の世に語り継がれているように思う。征服者・侵略者が、征服・侵略する理由は?それは征服・侵略したいから…単純だけどわかりやすい。2023/06/14
Mr.deep
1
アショカ王・チムール・アクバスあたりのマイナーどころも興味深いですが、やはり読んでて面白いのは、始皇帝太宗ジンギスカンフビライ康熙帝の中国勢。事前知識ってやっぱ大事ですね。2021/01/03
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