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内容説明
内容の薄い、長~い話を我慢しながら聞いた経験は誰にでもあるだろう。
それは日本人が「簡潔にまとめて話す」というトレーニングを行っていないからだ。
本書は一分で過不足なく、しかも相手の心に残るように伝える方法を伝授する。
聞き手との間に川が流れているとイメージする「川のフォーマット」方式は、すべてのコミュニケーションの基本になる。
さらに「一分間プレゼンテーション」の他、「謝る」「教える」「質問する」「相談する」「指示する」「初対面」「叱る」などの技術を開陳。
長い話という「環境問題」を解決する。
目次
第1章 「一分」の感覚をこう養え
第2章 万能!川のフォーマット
第3章 一分間プレゼンテーション
第4章 コミュニケーションを学ぶための素材
第5章 実践!ケース別・一分の使い方
第6章 賞賛文化を根づかせよう―「褒める」「励ます」が日本を変える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
68
合間合間に読んだ本。もう少し内容が実践的だとよかったけど1分の大切さや謝ることや叱ることの話になっており、確かに伝える大切さは書かれてるが読みたいこととは違ったかなと。 ただ冒頭のストップウォッチで1分測って伝えるのは実践しようと思う。2023/04/22
鱒子
64
借り本。端的に意図を伝えるためのメソッド本。「本人だけが面白いと思っている立場の強い人が、より多く話す」←ほんとそれ!齋藤先生の仰る通り。ーー10秒でも結構な情報量を盛り込める、自分の口癖問題、起承よりも転結に力を入れる、心の中のチェックシート技術編(具体例、相手の経験に沿う話、キーコンセプトとデメリットを盛り込んだか、そして1分で終わらせたか)。ためになりました。あとは実践!2019/05/22
momogaga
39
図書館本。今回も、何度もうなずきながら読みました。齋藤先生の八面六臂の秘密をもっと知りたいですね。2017/07/30
のし
33
わかりやすいが、硬い。とにかく、実践して経験を積み重ねないと頭でっかちになるおそれが多い。1分で伝える方法ならば、1冊の本では間延びしないか?いっそ、10ページにまとめた本になれば面白い。そういうアイデアは緑色で考えるのかな?2015/05/09
としP
26
プレゼン(提案)には、相手を引きつける「フック」を持て。メリットとデメリットを明確にせよ。 / 賞賛文化を根付かせよう。相手を褒めるというのは、日本人に難しいようだが、「You can do it ! 」ならできそうだ。2017/11/14