中公文庫<br> 北国通信

中公文庫
北国通信

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122014343
  • NDC分類 914.6

内容説明

街にトーモロコシの焼ける匂いが流れ、旧盆が終ると北国はもう晩秋から冬へ向かう。雪にとざされ寒さの厳しい季節が長いからこそ、馥郁たるリラや可憐なスズラン、アカシアの香りがあふれる初夏の喜びは大きい。ふるさとの四季の移ろいと折々の美味を描いて、渡辺文学の原風景を語るエッセイ集。

目次

秋へ(夏への惜別;成吉思汗鍋;秋刀魚のころ;望郷の十月;父の命日)
冬へ(ね雪のころ;北へ帰る;雪の降る日に;紋別まで;流氷のくる街)
春へ(懐かしさと嫌悪と;雪割りの季節;函館という異国;ソーラン節)
夏へ(リラ冷えのこと;北国の季語;小樽の人;夕張メロン;サッポロ・ラーメン)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さっと

6
JR千歳駅前に、本書に収められたエッセイの一節「子供のときから 僕は千歳線というのが好きだった。」が書かれたモニュメントがあって、いつの間にか撤去されてしまったものの、タイトルは覚えていたので、古本屋でたまたま見つけて購入。私が大学進学で札幌に出てきて10年ちょっと。本書はその私が生まれる前の作品ということで、懐かしいというよりは、ひとむかし前のなじみのない札幌を中心とした北海道の情景ばかり。それだけに新鮮でした。2017/08/12

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