中公文庫<br> 侍従長の回想

中公文庫
侍従長の回想

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122014237
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C1121

内容説明

天皇の信任厚く、身近に仕えた侍従長の敗戦をはさんだ激動2年間の記録。「皇居炎上」「聖断下る」「異例、天皇の心境吐露」「天皇・マ元帥会談への苦慮」など、歴史の転換点に立会った緊迫感をひしひしと伝える。

目次

空襲下の四方拝
酒と侍従
天皇、軍を叱る
和平に動く吉田茂氏
天皇の終戦秘密工作
陽の目を見た近衛上奏文
御意志に遠い重臣の奏上
皇居炎上す
意中の人、鈴木首班
挫折した近衛特使
聖断下る
再び聖断を仰ぐ
録音盤争奪件
慟哭、二重橋前
天皇・マ元帥会談への苦慮
近衛公自殺への私見
異例、天皇の心境吐露
人間宣言と退位をめぐって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フンフン

0
昭和19年8月から昭和21年5月まで、侍従長を務めた海軍大将藤田尚徳の回想記。終戦工作から戦後復興に向けて、人間天皇の苦悩と超人的な努力が描かれる。終戦史研究者必読。2013/09/17

taskun

0
昭和天皇と鈴木貫太郎首相の絆には胸に来るものがあった。こういう話があまり知られずに埋もれていくのは残念だ。2009/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/83661
  • ご注意事項

最近チェックした商品