出版社内容情報
平和を望むなら、戦略論の教養は欠かせない。歴史と地理を入り口に、日本が置かれた戦略的環境を解明。国家戦略を論じたロングセラー。
内容説明
先進国の大学で、戦略や軍事と題した講義を聴けない国は日本だけだ。しかし、日本が自らの意思にかかわらず戦争に直面せざるをえない場合を考えておくのは、平和を望む者にとって、ごくふつうの教養の一部ではないだろうか―。国家戦略の欠如を憂えた著者は、歴史と地政学を入り口に日本の戦略的環境を解明、その歩むべき道を示した。情報の役割を重視し、冷静かつ現実的な分析に徹した国家戦略論の名著。
目次
伝統的均衡
日清戦争と軍事バランス
北からの脅威
アングロ・サクソンとスラヴの選択
日露戦争からの四十年
デモクラシーで戦えるか
戦後世界の基本構造
核の戦略
新しい戦争
情報重視戦略
日本の同盟戦略
綜合的防衛戦略
著者等紹介
岡崎久彦[オカザキヒサヒコ]
1930年(昭和5年)、大連に生まれる。1952年、外交官試験合格と同時に東京大学法学部中退、外務省入省。1955年、ケンブリッジ大学経済学部卒業。1982年より外務省調査企画部長、つづいて初代の情報調査局長、サウジアラビア大使、タイ大使を経て、岡崎研究所所長。2014年10月、逝去。著書『隣の国で考えたこと』(中央公論社、日本エッセイスト・クラブ賞)、『国家と情報』(文藝春秋、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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