中公新書ラクレ<br> リベラル疲れ―農村自治会長、分断解消に挑む

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中公新書ラクレ
リベラル疲れ―農村自治会長、分断解消に挑む

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121508744
  • NDC分類 311
  • Cコード C1236

出版社内容情報

一貫してリベラルの立場で執筆を続けてきた著者は、なぜ「リベラル」に疲れてしまったのか。
農村の自治会長を務めて従来とは違う「保守」のあり方を知った著者は、
思想信条ゆえに交流が途絶えていた旧友たちとの対話再開を試みる。
なぜ日本人は他者の話に耳を傾けることができなくなってしまったのか。
様々な反響を引き起こした『ネット右翼になった父』の続編として、
分断を憎み、新たなリベラルの形を模索する著者の内省と実践の記録。

【目次】
第一章 農村自治会長として、保守を知る
第二章 ネット右翼との対話再開
第三章 リベラルの言い分
第四章 思考を停止するリベラル
第五章 対話の可能性はあるのか
終 章 分断と喪失を避けるために


【目次】

内容説明

一貫してリベラルの立場で執筆を続けてきた著者は、なぜ「リベラル」に疲れてしまったのか。農村の自治会長を務めて従来とは違う「保守」のあり方を知った著者は、思想信条ゆえに交流が途絶えていた旧友たちとの対話再開を試みる。なぜ日本人は他者の話に耳を傾けることができなくなってしまったのか。様々な反響を引き起こした『ネット右翼になった父』の続編として、分断を憎み、新たなリベラルの形を模索する著者の内省と実践の記録。

目次

第一章 農村自治会長として、保守を知る
第二章 ネット右翼との対話再開
第三章 リベラルの言い分
第四章 思考を停止するリベラル
第五章 対話の可能性はあるのか
終章 分断と喪失を避けるために

著者等紹介

鈴木大介[スズキダイスケ]
1973年千葉県生まれ。文筆家・ルポライター。2020年、『「脳コワさん」支援ガイド』(医学書院)にて、日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Melody_Nelson

7
私自身リベラルな方だと自認するが、ソーシャルメディアで散見するオールド・リベラル(というか左派?)からの、ちょっと引いてしまうコメントが気になっていた。それは正義中毒というか、あまりに正義を振りかざしすぎる傾向。多様性を重んじるリベラルならば、単に「考え方の違い」が異なるからといって認めないのは、ある種の「権威主義」であり、リベラルの対極である。著者のように、考え方が異なる人々とじっくり話し合うことが大切なのだろうけど、なかなか難しいのが現実…。2026/10/13

みじんこ

6
「自治会とは体制翼賛の残滓」だと思っていた著者が自治会長となり二重の意味で保守を知る話だけでも十分面白かった。対話を通じて思想が異なる相手の原体験・共同体意識(読者自身も考えてみるとよい)に触れ、現代リベラルの怒りの感情や集団主義といった点、更には政治的イデオロギーの中に混じる陰謀論(と相手に思われる要素)による分断まで明らかにしており納得感があった。思想の違いから一方的に相手を悪魔化して対話を拒絶し関係を絶ってしまうことはもったいないことだと思えた。分断が叫ばれる現代社会を少しでも改善するヒントがある。2026/09/21

hata2

2
前作の「ネット右翼になった父」よりも、落ち着いた印象を著者に感じたのは、前作の反響やそれまで避けてきた相手との対話を続けたことが大きいと思う。僕自身は、リアリストと語った方と考えが近いが、そのような考えを持つ人は、若い世代に増えているようにも思う。2026/09/17

荻萩

1
リベラル疲れ、よりも農村の自治会長ってどんな仕事なんだろうということが気になって読んだ。最近、共同体や物事を保守、維持、管理、運営していく主体としての自覚の有無によって人の言動は大きく変わるなと感じる機会が増えてきたが、その節を補強された。あとはまえがきで一市民の感覚ときちんと触れているのに申し訳ないが、ネット上だったりで言われている保守とかリベラルってあやふや(特にリベラル)な言葉や概念で嫌いだなと、これも改めて感じた。2026/09/27

やまふじ

1
「怒れる左翼が疲れるんですよ僕は」(148頁)。これは著者が知り合った右派青年の言葉である。そして著者もまた「怒り」をふりまき「対話」を拒絶するリベラルに「疲れてしまった」とのこと。著者の主張を敷衍化して言えばこうだ→リベラリズムは人間の正しさを絶対化することを防ぐ思想なのに、リベラリズムじたいが絶対的正義に陥っている。ではどうするか? 著者は「対話型リベラル」を含めいくつかの提起をしている(200頁)。なぜ著者はここまでネット右派に甘いのだというツッコミを入れつつも貴重な問題提起の一冊だと思う。2026/09/26

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