中公新書ラクレ<br> パンツを脱いじゃう子どもたち―発達と放課後の性

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

中公新書ラクレ
パンツを脱いじゃう子どもたち―発達と放課後の性

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月08日 18時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 266p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121507457
  • NDC分類 369.49
  • Cコード C1236

出版社内容情報

「性の公共」をテーマとする著者の、書き下ろし新刊。


新型コロナの影響で学童保育に注目が集まる中、この数年間で、飛躍的に利用者数を伸ばしたサービスがある。それは「放課後等デイサービス」である。


放課後等デイサービスとは、障害のある子どもや発達に特性のある子どものための福祉サービスで、現在の利用者数は20万人を超えている。

その放課後等デイサービスの現場で問題になっているのが、子どもたちの性に関するトラブルだ。特に多いのが「人前で服を脱いでしまう」という行為。ほかにも、人前で性器をいじる、自慰行為をしてしまうなど、様々な問題が起こっている。


本書は、放課後等デイサービスの現場で起こっている性に関する問題を分析した上で、障害のある子どもたち、そして私たちが自分自身や他人の性とうまく向き合っていくための方策を探る。

内容説明

人前で服を脱ぐ、性器をいじる、自慰行為をする―。障害のある子どもや発達に特性のある子どもが通う「放課後等デイサービス」。その現場で問題になっているのが、子どもたちの性に関するトラブルだ。長年障害者の性問題に取り組んできた著者が、放課後等デイサービスの現場の声を集め、障害のある子どもたち、そして私たちが自分自身や他人の性とうまく向き合っていくための方策を探る。

目次

序章 分かりづらい障害、気づかれない二次障害
第1章 「放課後に脱ぐ」子どもに悩む保護者
第2章 立ちすくむ職員、立ち向かう職員
第3章 「問題行動」ではなく「成長の過程」
第4章 「治す」「教える」「補う」で問題を解決する
第5章 「思春期の嵐」を乗り越えるために
終章 「納得解」を導き出す

著者等紹介

坂爪真吾[サカツメシンゴ]
1981年新潟県生まれ。一般社団法人ホワイトハンズ代表理事。東京大学文学部卒。新しい「性の公共」をつくる、という理念の下、重度身体障害者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価
 

購入済の本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

6
社会学的な視点。著者は確か、上野千鶴子氏門下だったと思うが、本書も内容はインタビューや調査のデータが多い。2021/11/14

乱読家 護る会支持!

5
「放課後等デイサービス」で、「人前で服を脱ぐ」「性器に触る」「自慰行為をする」「無防備な格好をしてしまう」など性に関するトラブルが多発している。 著者は障害者の性に関する問題の解決に取り組む非営利団体「ホワイトハンズ」の運営者。現場で起こっている性の問題を、保護者や職員の声を基に分析した上で、その背景にある問題構造や社会課題を考える本です。 明確な解決策があるわけでは無く、結局、一人一人と向き合って、当事者に学ぶべきは学んでもらって、支援者同士で知恵を出し合って、解決を考えるしかないようですね。2024/01/26

ryo

5
放課後デイサービスに焦点を当てた性教育の本。なかなか興味深い内容だった!2023/01/21

TKY KBR

2
問題提起の部分が多くて、具体的な改善策が読み終わったあとにいまいち残っていない。 当事者の「相談する力」と支援者の「相談される力」、社会全体としてこの問題を受け入れる風潮が必要なのは分かったけど、じゃあそれぞれがその力を身につけるには具体的に何が必要でどういう動きをしなくてはいけないのか。が見えてこなかった。 障害児の性の問題に限らず、あらゆる社会問題に全く関心のない人に、どうやったら関心を持ってもらえるかってとても難しいことなのに、「まずはみんなが関心を持ちましょう」と言われても…2022/05/24

totuboy

1
筆者は様々な性の問題に正面から向き合っており、ひそかに注目している。今回目をつけたのは、発達障害と「性」の問題について。現場も主に放課後デイサービスという家庭や学校とも違い、子供たちの本性がよくあらわれる場を取り上げたことが面白い。この本の内容、しっかりと向き合って議論していかないと後々大きな問題となると私も思う。本書で面白かったことは、人前で自慰行為をすることについて、やっている行為を止めるのではなく、TPOを考えさせることが大事ということ。タブー視されてきた性の問題は教育現場でも真剣に考え始めねば2021/12/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18879148
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品