出版社内容情報
「海の底はどうなっているんだろう」とつぶやくと、海坊主があらわれて、海の水を飲み干してしまう。男の子は、海坊主の子どもたちとともに海底を探検。くじらのホネ、海底温泉などで、様々な不思議な生き物に出会う。
カバーの裏には深海生物が登場するすごろくも。すみずみまで楽しい絵本です。
中川ひろたか／文 澤野秋文／絵
4歳から
内容説明
海のそこって、どんなふうになっているんだろう？と思ったら、うみぼうずが…すごろくつき！３さいからおすすめ！
著者等紹介
中川ひろたか［ナカガワヒロタカ］
１９５４年生まれ。シンガーソング絵本ライター。５年間保育士として勤務した後、子どもにも大人にもおもしろいバンド「トラや帽子店」を結成。「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」「にじ」など、多くが歌い継がれている。現在もコンサート活動を続ける。『さつまのおいも』で絵本作家としてデビュー。『ないた』（金の星社）で日本絵本大賞受賞
澤野秋文［サワノアキフミ］
１９８１年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。デザイナーをしつつ、絵本作家として作品を発表している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
59
海で遊んでいた男の子が「海の底は一体どうなっているんだろう」と思ったことがきっかけで妖怪海坊主が現れて海の水を全て飲み干し海の底を見せてくれるという話。予想していなかった展開だったので楽しめました。でももう少し詳しい内容でも良かったような気がします。2017/11/05
hundredpink
43
池の水ぜんぶ抜くという番組と同じ発想。2017/08/16
chiaki
33
海に潜って海底探検とばかり思っていました！まさかのうみぼうずの登場により、彼が全部海を吸い込んじゃうことで、海底をまるで陸地のように探検！キラキラするクモヒトデ、初めて知りました。あ"、不法投棄も見逃すまい！！！海底火山に群がるジャンボタニシみたいな貝気持ち悪いな〰️。チューブワームも発見。わが家の姉妹たちはマンボウがどうなってしまうのか心配していたようで、最後無事発見できて喜んでました。本を縦や横にひっくり返しながら、とても楽しめました。澤野さんの絵が可愛い！2020/10/18
さおり
31
海の底が見てみたいなと思ったら、うみぼうずが現れて海の水を飲み干してくれます。わーい、探検できるー！って。絵本としてはかわいいけど、魚とか、マジで死ぬよ？と、突然現実的に考えてしまいました。私のテンションが謎。2023/08/02
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
31
海で遊んでいた子供がふと気になった海の底。そこへ海坊主が現れて、海の水を飲みこみ海の底を見せてくれた。その発想がユニーク。海の底、私も見てみたいな。底が見えたらどこか違う大陸に遊びに行きたい。でも生き物、船は水がなくなったら大変だ。2018/03/10
