出版社内容情報
平成の30年を経て、大きく変化を遂げた大学。少子化に過疎化、国による各種の改革などにより、令和に入ってさらにその姿は激変の中にある。一方で、銀行員から企業経営者、経営学部教授を経て学校法人理事まで務めた著者によると、大学の評価に使われてきた「指標」にも激変は同様に起きており、それに伴い、今までの「偏差値頼り」の大学序列は変わらざるをえないと喝破する。今回その提言に沿った新書を刊行。融資する銀行員、学校のトップや教職員の立場、そして学生から見て強い大学・危うい大学とは? なぜ近畿・関西地区の私大が関東私大に先駆けて浮上を遂げたのか? 今、足元で新しく生まれつつある「新・大学序列」で、その大学の価値を見定めよ!
内容説明
少子化や各種改革の中で激変する大学。銀行員から経営者、教授を経て学校法人常勤理事を務めた著者によると、大学の指標にも変化は起きており、過去の「偏差値頼り」の大学序列は変わらざるをえないと喝破する。学校に融資する銀行員として、学校のトップや教職員として、そして学生から見て強い大学とは?なぜ近畿・関西地区の私大が関東に先駆けて浮上したのか?「新・大学序列」で、伸びる大学、消える大学を見定めよ!
目次
第1章 大学序列が崩れるとき―大学業界にこれから先、何が起きるのか
第2章 「外部者視点」で見た大学序列―なぜ関関同立・産近甲龍の学生数は急増したのか
第3章 「学生視点」で見た大学序列―強いのは総志願者数の近畿・立命館か、実人数の法政・明治か
第4章 「教職員視点」で見た大学序列―科研費実績の増減は何を表しているのか
第5章 「経営者視点」で見た大学序列―教育投資の継続がその経営を支える
第6章 「新・大学序列」はどうなる―少子化と公開情報で進む再編
著者等紹介
川村稲造[カワムライナゾウ]
1950年福井県生まれ。元大学理事。72年大阪大学法学部卒業後、大手銀行に入行。銀行の研修制度で、大阪大学大学院法学研究科へ派遣、法学修士。銀行で融資業務部長を勤めた後、2002年中堅上場製鉄会社へ、08年同社常務を退任。09年神戸大学へ論文提出、博士号(経営学)取得。10年愛知県の中堅私大の経営学部教授に就任。16年大阪府の中堅大学法人の常勤理事に就任。20年70歳で任期退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
大先生
Yappy!
かつ
Everything is good