イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 (改訂版)

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イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862763563
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

【時代が変わっても読者が増え続ける】
累計58万部ロングセラー『イシューからはじめよ』改訂版が発売!
「課題解決の2つの型」「なぜ今『イシューからはじめよ』なのか」などを新たに収録

■『イシューからはじめよ』とは?
2010年の『イシューからはじめよ』(旧版)発売以来、知的生産のバイブルとしてビジネスパーソンを中心に研究者や大学生などから幅広く支持されてきました。14年間一貫して売れ続けて累計58万部に到達(紙と電子版、旧版と改訂版を合算)。ビジネススキルの本として異例のロングセラー、ベストセラーとなっています。
そしてこのたび、「課題解決の2つの型」「なぜ今『イシューからはじめよ』なのか」など、読者の実践に助けとなる内容を追加した『イシューからはじめよ[改訂版]』を発行いたします。

■イシューとは?
イシューとは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。
世の中で問題だと思われていることのほとんどは、 イシュー(今この局面でケリをつけるべき問題)ではありません。 本当に価値のある仕事は、イシューの設定から始まります。

■今回の改訂点
・New「課題解決の2つの型」(コラム)
・New「なぜ今『イシューからはじめよ』なのか」
・New「改訂版あとがき:旧版の裏話と今回の改訂にあたって」
・24ページ増(旧版248ページ→改訂版272ページ)
・全文推敲、一部事例差し替え

■なぜ今『イシューからはじめよ』」なのか(本書から抜粋)
この本は、知的生産の現場において空気、常識、権威で判断することや、努力すればなんとかなるという根性論を終わらせ、本当に向き合うべき課題に取り組む人が増えることを期待して書いた。日本はイシューからはじまる社会に近づいているのだろうか。残念ながら、手応えは今ひとつだ。
イシューという言葉自体はずいぶん浸透したが、日本社会で行われているのは、今もなおイシュードリブンではなく空気ドリブンだ。ひとつ断っておくと、僕は「空気を読む力」を否定しているわけではない。重要なのは、空気はあくまでファクトと論理の上にあるべきだということだ。
では、イシュードリブンな社会に移行するには何が必要なのか。かつて電気や化学が登場し今や当たり前になったように、データやAIがない世界に戻ることはないだろう。価値観の刷新と新しい行動は避けられない。一人ひとりの行動変容が不可欠だ。その一助になればと思い、本書ではあまり詳しく触れていなかったことをお伝えしたい。

内容説明

累計58万部ロングセラー『イシューからはじめよ』改訂版が発売!「課題解決の2つの型」「なぜ今『イシューからはじめよ』なのか」などを新たに収録。本書の3つの特徴。(1)著者が発見した「圧倒的に生産性が高い人」の共通点。(2)脱「犬の道」!イシューからはじめると、やるべきことは100分の1になる。本書では、仮説ドリブン、アウトプットドリブン、メッセージドリブンなど、イシュー度と解の質の高める方法を解説します。(3)新規事業、リサーチ、商品開発、研究…分野を超えて生きる、究極の思考法。価値観の刷新と新しい行動が求められる中で、本書は「本当に価値あるもの」を生み出したい人の必携書です。読者が選ぶビジネス書グランプリ2025、イノベーション部門受賞。

目次

序章 この本の考え方:脱「犬の道」
第1章 イシュードリブン:「解く」前に「見極める」
第2章 仮説ドリブン(1):イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
第3章 仮説ドリブン(2):ストーリーを絵コンテにする
第4章 アウトプットドリブン:実際の分析を進める
第5章 メッセージドリブン:「伝えるもの」をまとめる

著者等紹介

安宅和人[アタカカズト]
1968年富山県生まれ。東京大学大学院生物化学専攻にて修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。4年半の勤務後、イェール大学・脳神経科学プログラムに入学。平均7年弱かかるところ3年9カ月で学位取得(Ph.D.)。2001年末、マッキンゼー復帰に伴い帰国。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域における中心メンバーの1人として、飲料・小売り・ハイテクなど幅広い分野におけるブランド立て直し、商品・事業開発に関わる。また、東京事務所における新人教育のメンバーとして「問題解決」「分析」「チャートライティング」などのトレーニングを担当。2022年よりZホールディングス株式会社(現 LINEヤフー株式会社)シニアストラテジスト(現 兼務)。2018年より慶應義塾大学環境情報学部教授。データサイエンティスト協会理事・スキル定義委員長。一般社団法人残すに値する未来(風の谷を創る運動)発起人。科学技術及びデータ×AIに関する公的検討に多く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なかしー

46
本書は、知的生産における「本当に解くべき課題(イシュー)」を見極め、効率的に解決するための思考法を提案する作品です。しかし、読者の中には「内容が抽象的で実践が難しい」と感じる方もいます。このような感想を持つ背景には、日常業務での問題意識の持ち方(検知するアンテナ)や、課題設定する経験不足(それらの事象を誰にも理解可能な言語で記述するスキル)が影響している可能性があります。本書では、イシューの特定方法として3条件を挙げている「①本質的な選択肢である」「②深い仮説がある」「③答えを出せる」。2025/05/05

しん

19
イシューとは一般的には、「課題」や「問題」、「論点」という意味で、ビジネスシーンでは「重要な課題」や「問題の核心」という意味だ。この本では、「知的な生産活動の目的地」や「何に答えを出すべきなのか」などと表現れている。要するに「価値の高い課題を解決すること」に集中すればやるべきことは絞られてくるということだろう。私にとっては非常に難しい本だと感じたのは、私の中で具体性を持って読めなかったからだと思う。この本に書かれている手順で課題に取り組んでみると、もう少し理解が進んだかもしれない。2024/12/10

江口 浩平@教育委員会

18
【ビジネス】オーディブルにて聴了。現Canbaの坂本良晶先生が自著で紹介したことで教育界にも入ってきたように思っているのだが、確かに業界を問わず生産性を高めようと思う人であれば本書は必読である。よいイシューの3条件である「本質的な選択肢である」「深い仮説がある」「答えを出せる」というのは、学校の研修テーマを設定する際に議論をするために教職員間で共有しておきたい。教育委員会でも市の施策をどのようなストーリーラインに乗せて進めていくのか、アウトプットの質を高めるために本書の考えを使っていきたい。2025/03/23

燃え尽きタコ

17
学部生が院に行くまでに読んでおくと良い本として紹介されていたため購入。 序盤から非常に参考になるものの、厳密には実験や仕事が始まってから実践するタイプの内容だなと思いつつ、今でも実践できそうな言語化や人間の理解に関する話などに付箋を貼って読んだ。 読了後、取り敢えず目次を写真にとって記憶から引っ張り出せるようにしてから本棚に置く。犬の道一直線な性格しているので今のうちに読めておいて良かった。2024/11/14

あつお

13
『イシューからはじめよ』は、問題解決の前に「本当に解くべき問いを見つける」という視点を与えてくれた衝撃の一冊だった。仕事が忙しいのに成果が見えないのは、実は問い自体が間違っているからかもしれないという指摘に、深くうなずかされた。仮説を立ててから動く、というアプローチも、普段の直感的な作業の流れを見直す契機となった。努力の量ではなく、どの問題に向き合うかが全てだという視点は、今後の働き方を根本から変える可能性を秘めている。もっと「イシューを見極める目」を鍛えたい。2025/04/29

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