出版社内容情報
九州を舞台に活躍した戦国武将、立花宗茂。優れた指揮能力を備え、武術の達人だった宗茂は、島津征伐や朝鮮出兵など、激戦を重ねて生涯無敗。「立花の三千は他家の一万に匹敵」と言われ、秀吉も「日本無双」と絶賛した。関ヶ原の戦い後に一度は浪人の身になるも、徳川家に取り立てられると、大阪夏の陣などで活躍。再び大名としての地位を与えられ、ついには旧領復帰を果たす。関ヶ原の戦いで改易された大名で、旧領に大名として復帰できたのは宗茂ただ一人という、波瀾過ぎる人生から圧倒的な人気を誇り、地元福岡県柳川市では「大河ドラマ化招致応援委員会」が立ち上がっている。今回そのドラマティックな生涯を、柳川観光大使を務める歴史家・加来耕三氏が独自の視点で描き出す。混沌たる今こそ、日本史最強武将の生涯に学べ!
内容説明
九州地方を中心に活躍した戦国武将、立花宗茂。島津征伐や朝鮮出兵など、激戦を重ねて生涯無敗。あの秀吉も「日本無双」と賞賛を送った。関ヶ原の戦い後に大名から浪々の身になるも、再び徳川家に取り立てられると、ついには旧領復帰を果たしたというその生涯から、地元では大河ドラマ化が切望されている。今回、波瀾に満ちた生き方を歴史家・加来氏が独自の視点で描き出す。混沌たる今こそ、戦国「最強」宗茂に学べ!
目次
序章 九州三国志(東国の本多忠勝・西国の立花宗茂;「家康に過ぎたるもの」 ほか)
第1章 二人の父と共に(宗茂はいつ、どこで生まれたのか;名門・吉弘家と高橋家の由来 ほか)
第2章 立花山での籠城(宗茂の初陣;摩利支天と不動明王 ほか)
第3章 日本無双―宗茂と豊臣政権(朝鮮出兵への序曲;宗茂流の派閥解消術 ほか)
終章 二十年後の返り咲きの真相(毛利の変身はいつからか;家康の論功行賞 ほか)
著者等紹介
加来耕三[カクコウゾウ]
1958年、大阪市生まれ。歴史家、作家。奈良大学卒業後、同大学文学部研究員を経て、現在は著作活動のほか、テレビ・ラジオ番組への出演や、番組の時代考証、企画・監修・構成に携わる。立花宗茂をテーマとした『加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた 超拡大!放送尺22倍スペシャル』(RKB毎日放送)が第57回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞(2019年度)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
Kiyoshi Utsugi
寝落ち6段
coolflat
CTC
-
- 和書
- 災害食ハンドブック