出版社内容情報
「自分の意見が、知らずに誰かに操られている!」。それが誘導工作=インフルエンス・オペレーションだ。印象操作や偽情報の流布を駆使するこの手法は、IT技術の進歩と普及によって、近年、範囲もスピードや威力も格段に増した。本書はこの「現代の危機」を欧州各地での関係者取材を重ねて描き出す。それは東京五輪の盛り上がりを迎え、政治の変動もありうる日本において「すぐそばに迫る危機」でもある。
「ロシアは情報を兵器化した」(テリーザ・メイ)
「これは軍拡競争だ!」(マーク・ザッカーバーグ)
内容説明
「自分の意見が、知らずに誰かに操られている」。それが誘導工作=インフルエンス・オペレーションだ。情報操作やフェイク・ニュース流布を駆使するこの手法は、IT技術の進歩と普及によって近年、範囲、スピード、威力が格段に増した。本書はこの「現代の危機」を欧州各地の関係者取材を重ねて描き出す。それは東京五輪の盛り上がりを迎え、政治の変動もありうる日本において「すぐそばに迫る危機」でもある
目次
第1章 英国の国民投票、米大統領選で起きたこと
第2章 誘導工作とは何か
第3章 ロシアの脅威
第4章 反撃に出た西側社会
第5章 中国の脅威
第6章 狙われる日本
第7章 次の試練欧州議会選
著者等紹介
飯塚恵子[イイズカケイコ]
読売新聞欧州駐在編集委員。東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒。読売新聞社入社後、盛岡支局を経て、政治部記者として首相官邸、自民党、外務省、防衛庁、那覇駐在などを担当。96年に米・フレッチャー法律外交大学院で法律外交修士修了。ロンドン特派員、米ブルッキングス研究所客員研究員、政治部デスク、論説委員、アメリカ総局長、国際部長を経て、2017年からロンドンを拠点に現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
さきん
hk
templecity
いづむ