中公新書ラクレ
読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第32集〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505934
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1295

出版社内容情報

毎朝届けられる名文をじっくりと味わえる幸せ。トランプ政権は空前の低支持率で前途多難を思わせ、国内では築地市場の豊洲移転問題。スポーツ界では稀瀬の里によって日本人横綱不在に終止符が打たれ、女子フィギュアの浅田真央は現役引退。時代の転換期を印象づけた。一方、変わらないのは北朝鮮。拉致問題にはまったく進展がなく、逆にミサイル実験は立て続けに行われ、暴走はとどまるところを知らない。激動の二〇一七年上半期をたどる。

内容説明

空前の低支持率でスタートしたアメリカのトランプ大統領は、国内外で軋轢の連続。日本周辺では、「親北朝鮮・反日」と伝えられる文在寅氏が韓国新大統領に就任、北朝鮮がミサイル実験を立て続けに行うなど不安材料は山積。一方国内の政局は波乱含みだが、稀勢の里の横綱昇進、一四歳の最年少棋士、藤井聡太四段の二九連勝が日本中を沸かせた。

目次

ウィンク
収穫の季節
長と短
新説
困った人
末は博士か
スタルヒン投手
偽情報
龍馬の手紙
79倍〔ほか〕

著者等紹介

竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞東京本社論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当。2015年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

85
竹内さんの編集手帳も32冊を数えて今月にさらに33冊目が出ます。この本は2017年の上期分をすべて掲載されています。私は天声人語よりもこの短い文章の編集手帳が好きです。先日池上さんと竹内さんの文章関連の対談の話をされていた時にどのように話題を選ぶかなど詳しく知ることができました。それでも17年間にわたって毎日一人で書かれているということは大変なことですね。朝日新聞の大岡信さんのコラムも長続きでしたが。2018/02/03

masayuki

5
心惹かれた言葉に付箋を貼りながら読んでいった。読み終わったら付箋でいっぱいになった。文章の達人になれば、普通の出来事も、人の心を打つ名文になるのだろう。たくさんの中からひとつだけ引用する。子どもの詩だ。「おとうちゃんは/カッコイイなあ/ぼく おとうちゃんに/にてるよね/大きくなると/もっとにてくる?/ぼくも/おとうちゃんみたいに/はげるといいなあ」竹内さんでなくとも、世の父親はみんな泣けてくるに違いない。2018/09/02

startvalue

2
★★★★☆2017/08/23

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