中公新書ラクレ 磯野家の相続入門 節税は「花沢不動産」にきけ！

長谷川 裕雅【著】

中央公論新社（2014/11発売）

• サイズ 新書判／ページ数 270p／高さ 18cm
• 商品コード 9784121505101
• NDC分類 336.98
• Cコード C1233

内容説明

花沢さんが家業の不動産業を継いだ！法改正により大都市圏では「戸建ての家を持っていると、相続税がかかる」ともいわれている。磯野家も対応に大わらわ。花沢不動産の看板娘が、税制改正のポイントをわかりやすく説明しながら、相続税を「ゼロ」にする節税テクニックを伝授！

目次

序章　不動産相続はすなわち相続税の問題―相続税対策の基本は量を減らし、質を下げること
１章　相続税をゼロにするため、相続財産を量的に減らす（生前贈与の基本；不動産にかかわる生前贈与；その他の生前贈与、不動産を離れたお金についての説明；生きているうちに自分のために財産を使う）
２章　相続財産の評価を下げる（不動産の購入；不動産の活用；最大限の割引を受けられる小規模宅地等の特例を利用する；亡くなった人の要件；もらう人の要件；特殊な土地について）
３章　相続税をゼロにする方法（基礎控除を利用する；税額控除の適用；総合的な注意点として）
４章　不動産をもらった相続人のために（取得した不動産を処分するときに注意すること；不動産の売却のタイミング；その他）

著者等紹介

長谷川裕雅［ハセガワヒロマサ］
１９７５年新潟県生まれ。東京弁護士法律事務所代表。弁護士・税理士。９９年早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社記者。夜討ち朝駆けで多数の事件関係者に張り付く中で、当事者と一緒に悩む立場に身を置きたいと弁護士に転身。現在、相続問題を総合的に解決できる数少ない専門家として、絶大な信頼を得ている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ダンゴ☆ルッチ]

小規模宅地等の勉強をしたくて読み返してみた。タワーマンションの相続対策は盲点だった。色々な方法が考えられるのがおもしろい。

2018/02/15

[ダンゴ☆ルッチ]

節税対策をどうするかは、ある程度長期目線で考えることが必要であることがわかりました。相続の切り口として、とても分かりやすい本です♪

2016/04/17

[luckyair]

磯野家を通じてなんとなく相続について学んだ気になった。とはいっても、ぼんやりした知識なのでほとんど何も役には立たないような気もする。少なくとも分かったこととしては、世には様々な節税策があり、ケースバイケースで専門家に相談した上で最適な方法を取る努力をすべきこと（でないと損をしたり、相続税で大変な思いをする？）。後は、なぜ今相続税の控除額が引き下げられたのか、タワーマンションの高層階が相続税対策に有利なのかなど断片的な知識は付いたと思う。サザエさんは家族構成が頭にある分、イメージはしやすかった。★★★

2015/02/12

[ハザマー]

波平さん６７歳、世田谷に１００坪角地の自宅では相続税額も 相当ですね。カツオ、ワカメも所帯持ちサザエさんも別居とな れば、尚更考えないと。 そんなシミレーションから花沢不動産の助言受けながら贈与、 土地の有効利用、養子縁組などためになる読みやすい本。 今年から控除額減った相続税、参照になる方も多いのでは。

2015/03/04

[トーヘン]

タイトルは面白いと思ったが、別に磯野家である必要はないよな。「ある程度わかり易い相続の本」以上の印象はなかった。内容が役に立つ日も遠そうだしなぁ。

2014/12/07