中公新書ラクレ<br> リクルートという幻想

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中公新書ラクレ
リクルートという幻想

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505064
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C1234

内容説明

リクルートは「人材輩出企業」や「新規事業創造企業」等と賞賛され、「営業武勇伝」に事欠かない。「やんちゃ」な社風は賛否両論あるが、日本人の働き方に良くも悪しくも影響を及ぼした。論客として著名なOBが、自らの体験と新規取材の両面から、R社の実態に迫り、将来を展望する。

目次

第1章 リクルートの「焦り」―話題のCMから読み解く
第2章 人材輩出企業という幻想(1)―「リクルート本」が教えてくれること
第3章 人材輩出企業という幻想(2)―採用と起業のしくみ
第4章 「モーレツ営業」の虚像と実像
第5章 モチベーションとテンションが高い理由
第6章 そこに「新規事業」はあるのか?
第7章 リクナビはなぜ批判されるのか?
第8章 リクルートという幻想を超えて

著者等紹介

常見陽平[ツネミヨウヘイ]
評論家・人材コンサルタント。1974年生まれ。北海道出身。一橋大学商学部卒。同大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。新卒でリクルート入社。玩具メーカーに転じ、新卒採用を担当。その後、コンサルティング会社を経てフリーに。千葉商科大学などで非常勤講師を務め、2015年4月に新設される同大学国際教養学部の専任講師に就任予定。就活・キャリア関連の著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

162
リクルートって昔汚職事件のあったところなのに世代によっては私も含めて記憶のない世代なので、純粋に就活とかに関わりのある元気な会社みたいな印象を持っていたが、中々変わった会社だなと思うようになった。2014/12/22

ミズグ

14
大変面白かった。一気に読んでしまった。僕はこの本に常見さんのリクルートへの愛を感じた。そして言わずにはいれない気持ちも伝わった。全体を通して常見さんらしさが鮮明に出ている。普通の人は幻想に囚われている、そしてそれに気づかない人もいれば、気づきつつも顧みない人が大半なのではないだろうか。それを人生をかけて世に出す使命感に対する真摯な対応、これが常見さんの魅力。2014/10/06

服部

8
「リクルートはすごい」というイメージに一石を投じた本。2019/03/01

さとむ

7
就職活動の前から、なんとなく面白そうな会社とは思っていた。実態はどうなのかと説明会に参加したら、「リクルートで何をやりたいか」ということを繰り返し聞かれ、とても戸惑ったことを覚えている。その後も事件の影響もあって、いまだにネガティブなイメージが強い。特に「リクナビ事件」に象徴されるように、「やり過ぎ感」のようなものを感じる。本書を読んで「やっぱり」の感。著者もOBとしてそのあたりが心配なのだろう。2014/12/30

shigeki kishimura

6
リクルートからジムではなく、ガンダムが生まれてきたことも確か。そのガンダムたちはシャアのザクを蹴散らすぐらい性能が良すぎた結果、リクルート全体の評価上昇につながったんじゃないかと。もちろんジムはいるんだけど、ガンダムがすごいからジムもすごいように思えるというだけで。2014/09/22

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