内容説明
ワールドクラスの大学では、グローバルな問題を解決すべく、世界中から優秀な教員と学生を集め、人材育成に努めている。オックスフォード大学が、その先頭集団を走る秘訣は何か?同大で教壇に立つ元東大教授が、中世以来の伝統的教育を報告し、日本の大学が抱える課題を検証する。
目次
はじめに オックスフォードにあって東大にないもの
第1部 大学異文化体験録(ハイ・テーブルとガウン;カレッジとチュートリアル;授業・試験・成績評価;エリートを育てるということ)
第2部 現代イギリス大学改革の潮流(財政難と大衆化―イギリス大学改革の背景(2010年2月執筆)
学生たちが暴動を起こした理由―大学教育は誰のものか(2011年2月執筆)
大衆化時代のオックスブリッジ(2011年9月執筆))
第3部 日本の大学改革のゆくえ(「閉じた競争」―グローバル競争から隔絶された日本;ニッポンの大学に何ができるのか)
-
- 和書
- 後藤真希写真集 flos