内容説明
裁判員制度が導入され、検察のあり方がかつてない批判にさらされている現代、リクルート事件をふまえ、司法制度の問題点を指摘。『リクルート事件・江副浩正の真実』と対をなす作品。
目次
リクルート裁判はなぜ長期化したのか―取調べの「全面可視化」の早期実現を(弁護士・多田武)
リクルート裁判二つの判決(弁護士・石田省三郎)
実感的司法制度改革私案―リクルート事件で得た教訓(江副浩正)
このままでいいのか裁判員制度その光と影(弁護士・石田省三郎)
裁判員裁判で刑事裁判が変わる(弁護士・小野正典)
「裁判員制度」の時代を迎えて(弁護士・伊豆田悦義)
「日本司法支援センター」の意味するもの―国選弁護制度の危機(弁護士・石田省三郎)
著者等紹介
江副浩正[エゾエヒロマサ]
昭和11年大阪市生まれ。昭和30年甲南高校卒。昭和35年東京大学教育学部卒業後リクルートの前身、株式会社大学広告設立。昭和46年財団法人江副育英会発足。昭和63年リクルート会長退任。現在は、江副育英会理事長およびラヴォーチェ代表
多田武[タダタケシ]
昭和10年生。昭和32年中央大学法学部法律学校卒業。10月司法試験合格。昭和33年司法研修所入所(12期)。昭和45年弁護士登録。第二東京弁護士会。平成8年多田総合法律事務所設立。第二東京弁護士会所属、同弁護士会副会長、司法研修所教官(刑事弁護)、司法修習委員会委員長などを歴任
石田省三郎[イシダショウザブロウ]
弁護士
小野正典[オノマサノリ]
弁護士
伊豆田悦義[イズタエツヨシ]
弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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