出版社内容情報
国連難民高等弁務官として難民支援を指揮し、JICAで復興支援に尽力した著者が語る現場で学んだこと。国際社会での今後の日本の役割。
【著者紹介】
国際協力機構(JICA)特別顧問
内容説明
国連難民高等弁務官、国際協力機構理事長として人道支援・復興支援の現場で前例のない数々の難局を乗り越えてきた日々、貫いた信念とは?平和を築く「共存」の哲学、国際社会での日本の役割などを語る。
目次
第1章 国連難民高等弁務官という仕事につくまで(子ども時代;アメリカに二度の留学;博士論文は満州事変をテーマに ほか)
第2章 難民救済という仕事(イラク・クルド難民支援;歴史を変えた決断;政治解決が遅れた支援 ほか)
第3章 復興支援を通して思うこと(開発援助にスピードを;格差とどう向き合うのか;共存のために ほか)
著者等紹介
緒方貞子[オガタサダコ]
1927年、東京生まれ。聖心女子大学文学部卒業後、アメリカに留学し、ジョージタウン大学で国際関係論修士号を、カリフォルニア大学バークレー校で政治学博士号を取得。74年、国際基督教大学准教授、80年、上智大学教授に就任。76年、日本人女性として初の国連公使となり、特命全権公使、国連人権委員会日本政府代表を務める。91年より第8代国連難民高等弁務官として難民支援活動に取り組む。2000年12月、退任。01年より、人間の安全保障委員会共同議長、アフガニスタン支援日本政府特別代表、国連有識者ハイレベル委員会委員、人間の安全保障諮問委員会委員長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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