内容説明
文部科学省が定める「トップ30大学」はどこか―本書は大学院重点化・教養部解体など、この10年の大学改革を徹底検証。独自の評価基準を提案し、大学が生き残るための絶対条件を問う。
目次
1 悲しき「トップ30大学」―甘ったれ坊やと過保護ママ
2 そして東大の教養学部だけが生き残った(ケーススタディー1)
3 あのベストセラーを生んだ大学改革に学べ(ケーススタディー2)
4 誰が教養部をつぶしたのか
5 遠山プランの楽しみ方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわん
5
タイトルから連想した内容とは違ったが。2001年からの大学改革、教養学部潰しの検証の本。私的には「なぜ、知の技法が書かれたか」が書かれていたので、ラッキーな本だった。いろいろ意見、見方はあるだろうが、「どこでも全力投球」しかない、ずっとは無理だが。それにしても教育はどの角度から見ても王道はない。2018/10/31
T-山岡
2
再読。2000年頃の旧国立大学再編成についての検証本だが、話題の中心は東大改革で、東大教官や旧文部官僚の熱意溢れるエピソードは「プロジェクトX」的な趣があった。ちなみに「Univerce of English」を使用した英語の授業を実際に受けたことのある身としては、授業自体は適当にこなしていた退屈なものだった(笑)けれど、扱われていた様々なテーマ自体は興味深く、これが大学の「教養」なのかな、と感じたことを覚えている。2014/09/04
Humbaba
2
改革を行うためには,トップの決断力が必要不可欠である.しかし,大学改革が必要なときに,多くの学長はただお伺いをたてるだけの存在でしか無かった.自分たちで変えていこうとした東大などの極小数を除けば,無為無策だったとすら言える.2010/11/10
Humbaba
1
東大は,100点満点というわけではないが,日本の中では最も効果的な改革を行っている.満点ではないことを過剰に問題視することと,他よりも良いことで絶対視することもどちらも間違っている.2010/02/07
tk
0
高校生の時に読んだ(と思う)けどまた借りた。2011/07/10
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