中公選書<br> 現代アジアの民主と独裁―なぜ民主主義国で二世指導者が生まれるのか

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中公選書
現代アジアの民主と独裁―なぜ民主主義国で二世指導者が生まれるのか

  • 岩崎 育夫【著】
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  • 中央公論新社(2024/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784121101563
  • NDC分類 312.2
  • Cコード C1322

出版社内容情報

フィリピンやパキスタンのように、民主主義国であっても指導者一族が権力を握るのはなぜか。
タイやミャンマーのように、軍政と民主政が繰り返されるのはなぜか――。
アジア諸国の近代は、中国とタイ、日本を除いて、欧米および日本による植民地化、第二次世界大戦後の独立という共通した政治過程を持っている。
本書は、アジア24ヵ国のうち15ヵ国を横並びで比較し、国家形成と指導者の二点に着目して、その共通性と固有性を探る。

内容説明

フィリピンやパキスタンのように、民主主義国であっても指導者一族が権力を握るのはなぜか。タイやミャンマーのように、軍政と民主政が繰り返されるのはなぜか―。アジア諸国の近代は、中国とタイ、日本を除いて、欧米および日本による植民地化、第二次世界大戦後の独立という共通した政治過程を持っている。本書は、アジア二四ヵ国のうち一五ヵ国を横並びで比較し、国家形成と指導者の二点に着目して、その共通性と固有性を探る。

目次

第1部 東アジア(韓国―朴正熙「維新体制」;北朝鮮―金日成「主体思想」;中国―〓小平「改革・開放政策」;台湾―〓介石「国民党の台湾化」)
第2部 東南アジア(フィリピン―マルコス「新社会」;インドネシア―スハルト「新秩序」;シンガポール―リー・クアンユー「生存の政治」;マレーシア―ラザク「ブミプトラ政策」;ベトナム―ホー・チ・ミンとベトナム共産党「ドイモイ政策」;タイ―タクシン「大統領型首相」;ミャンマー―ネ・ウィン「ビルマ式社会主義」)
第3部 南アジア(インド―ネルー「社会主義型社会」;パキスタン―ブット「イスラーム社会主義」;バングラデシュ―ラーマン「インド型社会」;スリランカ―バンダーラナーヤカ「シンハラ・オンリー政策」;日本―自由民主党と池田勇人「所得倍増計画」)
現代アジアの国家形成と指導者をめぐる問題の考察

著者等紹介

岩崎育夫[イワサキイクオ]
アジア研究者。1949年長野県生まれ。立教大学文学部卒業。アジア経済研究所地域研究第一部主任調査研究員、拓殖大学国際学部教授などを歴任。専門は東アジア・東南アジアの政治発展論。著書に『華人資本の政治経済学』(東洋経済新報社、1997年。アジア太平洋賞特別賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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お抹茶

4
中央アジアと西アジアを除く15か国の国家指導者の略歴と特徴を解説する。韓国は政党の離合集散が頻繁で,政党は大統領に当選するためのラベルに過ぎない。インドネシアは韓国や台湾のように独裁から民主制へ転換できた代表国で,経済開発に伴う社会の多様化もあって,指導者一族現象は顕著ではない。タイもパキスタンも軍の政治関与が顕著で,タイで市民社会と企業家が政治アクターになった一方,社会構造の変化が乏しいと軍や特定一族の政党が軸となる政治が続く。「個人政党」は,政治家のファミリー・ビジネス化とブランド化により選挙で勝つ。2025/03/28

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