中公新書<br> 継体天皇―六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり

中公新書
継体天皇―六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文はお受けできません。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121029102
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C1221

出版社内容情報

5世紀以前、複数の王族集団から適格者が即位していた大王。だが6世紀初頭、北陸からヤマト王権の有力豪族の招聘によって、王権との血縁が不確かな継体天皇が即位する。彼はどのような背景を持ち、なぜ即位できたのか。あるいは新王朝だったのか――。
 王位継承後、朝鮮半島の新羅、九州の国造磐井など敵対勢力と向き合い、反乱を収め権威を確立していく。血統重視の世襲による天皇家を創った「始祖王」継体天皇と、6世紀の倭の実態を描く。


【目次】

内容説明

5世紀以前、複数の王族集団から適任者が即位していた大王。だが6世紀初頭、ヤマト王権の招聘によって、王権との血縁が不明瞭な北陸の有力豪族が即位する。継体天皇である。彼はどのような背景を持ち、なぜ即位できたのか―。王位継承後、朝鮮半島の新羅、九州の国造磐井など敵対勢力と向き合い、反乱を収めて権威を確立していく。血統重視の世襲による天皇家を創った「始祖王」継体天皇と、6世紀の倭の実態を描く。

目次

序章 歴史のなかの継体天皇―記紀から教科書まで(即位前後で異なるイメージ;『古事記』『日本書紀』のなかでの理解;中世での姿―『愚管抄』『水鏡』『続古今和歌集』;『神皇正統記』が変えた評価;教科書の記述から消える継体天皇;継体朝の出来事;政治的統一の起源)
第1章 「倭の五王」以降の王権―五世紀末~六世紀初頭(五世紀の王権の展開―二系統から統合へ;変動する王権―北陸集団の台頭;氏姓制度の成立前後)
第2章 継体天皇の出現―六世紀初頭の権力掌握(即位の実態―『日本書紀』の文飾と原伝承;強大化する北陸集団―越前・近江から摂津へ;妻と皇子たち―婚姻による勢力拡大)
第3章 動揺する継体朝の倭国―六世紀前半(朝鮮半島への関与―百済・加耶との連携と諍い;多様な交流―ミコトモチの派遣と仏教伝来;磐井の乱―最大の危機)
終章 継体天皇の「遺産」―世襲王権の確立へ(「辛亥の変」はあったか―継体天皇の死後;継体天皇以降―正統性による統一政権へ)

著者等紹介

河内春人[コウチハルヒト]
1970年東京都生まれ。93年明治大学文学部卒業。2000年明治大学大学院博士後期課程中退。博士(史学)。現在、関東学院大学経済学部教授。専攻、日本・東アジア古代史。著書『倭の五王―王位継承と五世紀の東アジア』(中公新書、2018年、古代歴史文化賞優秀作品賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

118
皇統の議論の時に必ず登場する継体天皇。万世一系を主張する人に対し、継体天皇で王朝交代があったのではと。著者は、継体天皇は複数の王族集団の間で大王位が移動するという五世紀的な手続きで即位したが、一方、継体天皇以降は近親間で大王位が継承される世襲王権になったのだとする立場。そもそも、即位の事情ばかりに注目し、その業績に無関心というのは天皇に失礼な話で、本書を通じて、磐井の乱や新羅との関係など、継体期の政治的成果が分かったのはありがたい。記紀を含め、互いに矛盾する史料から事実を紐解く古代史の面白さを味わう一冊。2026/08/22

まーくん

103
以前から懸案となっていた皇室典範改正が何やら肩透かしのような感じで成されてしまった。そんな微妙なタイミングで出版された本書は結構注目されているよう。5世紀以前 のヤマト王権内部では大王を輩出する王族集団が複数存在。その中の適任者が即位してきたが、6世紀初頭、王権との血縁が不明瞭な北陸の有力豪族が即位する。継体天皇である。このような王位継承方式は北方の遊牧民族の継承が思い浮かぶ。実力重視と云える。彼は磐井など敵対勢力の叛乱を、収めるなどし権威を高め、近親者で王位を継承する血統重視の世襲制を確立させる。⇒2026/08/12

まちゃ

59
文献資料の少ない6世紀初頭のヤマト王権について歴史研究の最新の知見に触れることができ、興味深かった。古代の天皇家の系譜も第26代 継体天皇についても、まったく知識がありませんでしたが、歴史ロマンのようで面白かったです。2026/07/20

やいっち

53
古代史には興味津々。特に「古事記」関連文献は昔から。「継体天皇」となると、謎も多かった(今も)。本書は蒙を開いてくれた。付箋だらけになった。任那日本府は「古くは植民地支配の拠点」と理解されてきたが、そもそも植民地などなく、日本府はミコトモチであり、ヤマト政権の意向を朝鮮半島に伝達する人のことだった。…あるいは古代の最大の危機とされる「磐井の乱」の実態についても詳しく。予てより気になってきた継体天皇は応神天皇の五世孫の意味も氷解に近く。 2026/09/22

Tomoichi

43
過去に継体天皇について書かれた本を読んでいるのに、完全に忘れていて新鮮な気持ちで読む。他の研究者の著作と比較して読めばより深い理解が出来るだろうが、それはマニアに任せます。継体天皇と言えば神話の世界の人に感じが、息子は欽明天皇で孫は推古天皇。そう教科書に出てくる天皇らで、確実に現天皇家の始祖王なのだ!なんてロマンのある話だ。内容については真実は闇なんで推理小説のように楽しく読みましょう😆2026/07/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23319640
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品