出版社内容情報
コロナ禍、ウクライナ危機を経てインフレ転換した世界経済。有事対応で財政出動を繰り返した日本は、債務残高対GDP比で先進国最悪である。デフレ下でこそ持ちこたえられた財政には新たな破綻シナリオもよぎる。日本の危機的状況を再確認するとともに、立て直しの方策として、税制と財政ルールの改革、成長戦略、セーフティネット構築、ワイズスペンディングなど5つを提言。未来につなぐ財政民主主義のあり方を問う。
内容説明
コロナ禍、ウクライナ危機を経てインフレ転換した世界経済。有事対応で財政出動を繰り返した日本は、債務残高対GDP比で先進国最悪である。デフレ下でこそ持ちこたえられた財政には新たな破綻シナリオもよぎる。日本の危機的状況を再確認するとともに、立て直しの方策として、税制と財政ルールの改革、成長戦略、セーフティネット構築、ワイズスペンディングなど5つを提言。未来につなぐ財政民主主義のあり方を問う。
目次
序章 財政の機能と国民意識
第1章 日本の現状と課題
第2章 財政政策の可能性と幻想
第3章 財政赤字の政治経済学
第4章 経済再生に向けた新陳代謝
第5章 21世紀の税制
第6章 多様な時代のセーフティネット
第7章 どうやって財政再建するか
著者等紹介
佐藤主光[サトウモトヒロ]
1969年生まれ。1992年一橋大学経済学部卒業。98年カナダ・クイーンズ大学経済学部Ph.D.取得。一橋大学講師、准教授などを経て、2009年より一橋大学経済学研究科教授。23年より同大学経済学部学部長。政府税制調査会委員・特別委員、財務省財政制度等審議会委員、内閣府規制改革推進会議委員など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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