中公新書<br> インド―グローバル・サウスの超大国

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中公新書
インド―グローバル・サウスの超大国

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121027702
  • NDC分類 302.25
  • Cコード C1233

出版社内容情報

人口で中国を抜き世界一に、GDPでも英仏を抜き第5位に。近年では「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国のリーダーとして見られることも増えたインド。複雑化する国際政治のなかで展開する独自外交も注目されている。長くインドを研究する経済学者が、財閥の盛衰やIT産業の強さの理由といったビジネス面から、米・中・ロとの外交の検証、さらには格差問題の現状まで幅広く解説するインド入門書の決定版。

内容説明

人口で中国を上回って世界一に、GDPでも英仏を抜き第5位に。近年では「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国・途上国のリーダーと目されることも増えたインド。複雑化する国際政治のなかで展開する独自外交も注目されている。長くインドを研究する経済学者が、財閥の盛衰や成長を続けるIT産業などビジネス面から、米・中・ロとの外交の検証、さらには格差問題の現状、日印関係の今後まで幅広く解説する入門書。

目次

第1章 多様性のインド―世界最大の民主主義国家
第2章 モディ政権下のインド経済
第3章 経済の担い手―主要財閥、注目の産業
第4章 人口大国―若い人口構成、人材の宝庫
第5章 成長の陰に―貧困と格差、環境
第6章 インドの中立外交―中国、パキスタン、ロシア、米国とのはざまで
第7章 日印関係―現状と展望

著者等紹介

近藤正規[コンドウマサノリ]
1961年生。アジア開発銀行、世界銀行にてインドを担当した後、1998年より国際基督教大学教養学部助教授。現在、国際基督教大学教養学部上級准教授。2006年よりインド経済研究所主任客員研究員を兼務。そのほかに21世紀日印賢人委員会委員、日印共同研究会委員、日印協会理事などを歴任。東京大学学士、ロンドン大学修士、スタンフォード大学博士。インドの全ての州と連邦直轄領を訪れて論文を多数執筆。専門はインド経済、開発経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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skunk_c

73
著者は開発経済学者であり、モディ政権を中心とした最近のインドの政治・経済・外交・貿易をコンパクトに概説している。特に日本企業の動きなどはかなり細かいところまで言及されていて、実務的な仕事をされていた著者らしい。故安倍晋三が日印関係のキーパースンだったことは初めて知った。インドのグローバル・サウスのリーダーとしての動きを、ネルーの非同盟時代からの連続で見る視点は面白い。つまり第三世界の現代的表現がグローバル・サウスというのは腑に落ちた。一方宗教やジャーティなどの文化・社会的な面はあっさり触れられる程度。2023/10/30

kk

27
図書館本。インドの足元の経済状況やその背景を、一般向けに丁寧に紹介。その上で、同国の今後の発展に向けた展望や、日本企業のインド展開に伴う課題などを概説。内政・安保・社会問題等は飽くまでも経済のバックグラウンドとして言及されている観があり、いわゆる地政学的なり戦略論的なりの観点はかなり希薄。最近までの緻密なデータや事案などが丁寧に扱われ、事実を以て語るといった体裁。講談的で雑駁なインド論が氾濫しがちな中、本書の堅気さは特にナイス。勉強になります。他方、それだけに、読み物として楽しいかと言えば…。2024/09/16

umeko

20
知らないことだらけのインドだったが、多角的にそれなりに深堀されており、非常に勉強になった。これからのインドに注目したい。2024/04/30

横浜中華街2024

16
著者は長くインドを研究する経済学者で、近年「グローバル・サウス」と呼ばれる世界1位の人口と世界5位の経済力であるインドの入門書。インドの経済、社会、内政、国際関係などについて読みやすい文章でバランスよく網羅している。インドについては知らなかったことが多々あったので学ぶことが多い1冊。やはり20年ほど前の貧困大国のイメージとは大き変貌しており、国内の貧困や格差は残っているものの、様々な方面で世界に影響を及ぼしている姿が良く理解出来る。2024/02/22

さとうしん

16
インドの国政、地方政治、産業と経済、財閥、人口問題、カーストや宗教とも関係する貧困や格差の問題、環境問題、外交、日本との関係等々、思いつく限りの話題が取り上げられている。足りない部分といえば、近年注目されている映画など文化面ぐらいか。地方で地域政党が強いことや、ロシアとの歴史的な結びつき、ITなど中国と比較する形での産業の特徴と限界については勉強になった。2023/10/03

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