中公新書<br> 不倫―実証分析が示す全貌

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中公新書
不倫―実証分析が示す全貌

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121027375
  • NDC分類 152.1
  • Cコード C1236

出版社内容情報

配偶者以外との性交渉を指す「不倫」。毎週のように有名人がスクープされる関心事である一方、客観的な情報は乏しい。経済学者と社会学者が総合調査を敢行し、海外での研究もふまえて全体像を明らかにした。何%が経験者か、どんな人が何を求めてどんな相手とするか、どの程度の期間続いてなぜ終わるか、家族にどんな影響があるか、バッシングするのはどんな人か。イメージが先行しがちなテーマに実証的に迫る。

内容説明

既婚者が配偶者以外と性交渉をもつことを指す「不倫」。毎月のように有名人がスクープされる関心事だが、日本では客観的な研究がほとんどない。本書では、気鋭の社会学者と経済学者が大規模調査を敢行。実験的手法や海外の先行研究も活用して実態に迫る。経験者は何%か。どんな人が不倫しやすいのか。どこで出会い、いかに終わるか。家族にどんな影響があるか。誰が誰をバッシングするのか。実証分析により解き明かす。

目次

第1章 不倫とは何か
第2章 どれくらいの人がしているのか―実験で「本当の割合」を推計する
第3章 誰が、しているのか―機会・価値観・夫婦関係
第4章 誰と、しているのか―同類婚と社会的交換理論
第5章 なぜ終わるのか、なぜ終わらないのか
第6章 誰が誰を非難するのか―第三者罰と期待違反

著者等紹介

五十嵐彰[イガラシアキラ]
1988年、北海道生まれ。東北大学大学院文学研究科行動科学専修博士課程修了。博士(文学)。立教大学社会情報教育研究センター助教などを経て、2021年より大阪大学大学院人間科学研究科講師、23年より同准教授

迫田さやか[サコダサヤカ]
1986年、広島県生まれ。同志社大学大学院経済学研究科博士後期課程退学。博士(経済学)。フランス国立社会科学高等研究院客員研究員、京都大学大学院薬学研究科助教などを経て、2022年より同志社大学大学院経済学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

108
日本版『キンゼイ報告』をめざしたか、既婚者の性生活における不倫の現状をネット調査の結果に基づき実証的に分析していく。男女や国際比較の違い、原因と相手と終わり方、不倫に何を求めているかなど、下半身の事情から心の弱さが明らかになる。性欲は人の最も制御しにくい部分にあるため、セックスや金など各人の欲望がストレートに反映している状況がわかって面白い。ただ男性が風俗に行く点を勘案しながら、いわゆるセフレ募集掲示板で相手を探す男女が増えている点が考慮されていないのは、著者らが存在を知らないか故意に目を背けているのか。2023/04/02

のり

26
不倫を統計的に分析した新書。収入の多い男性が不倫しやすいとか、自由時間が多く、協調性のある女性が不倫しやすいとか、予想通りのデータもあれば、夫婦仲が良くても悪くても、子供がいてもいなくても、不倫に対する非難の声は変わらないとか、予想外のデータもあった。不倫を、こんな大真面目にデータ分析してるものを初めて読んだわ。2023/03/05

テツ

17
不倫に関するデータと論考。既婚男性の約半分が、既婚女性の約1/4が不倫の経験があるらしい。個人的には性欲やら寂しさやらで他者を求めてしまうきもちというのが全く想像もできないので、予想以上の割合にビビる。凄まじいリスクを負ってでも満たしたい何かがあるとしても、それってリスクのない相手&形でどうにかできそうだよなとしか思えないのだけれど、当事者にしか理解できない心境が存在するんだろうな。何にせよ自律心を忘れずに生きていたいものです。自らの意思で選択した配偶者を裏切るってかなり邪悪な行いだと思うけどなあ。2023/02/17

そうたそ

14
★★☆☆☆ 不倫というものを学術的に扱った本はなかなかなかったのではないか。安心と信頼の中公新書からそんな本が出たからには読まねば、と手に取った本。数々の不倫に関する調査等のデータから分析、精査されたレベルの高い内容だとは思ったが、驚くというか思わず唸ってしまったような事実はなかったかも。読み物としての面白さも個人的には欠けていた印象。本書はあくまでデータ分析的な内容に終始しているので、心理学的な内容等を求める人は注意。2023/02/23

CTC

13
1月の中公新書新刊。移民に関する社会学的研究を行っている学者(阪大院人間科学研究家講師)と所得格差について経済学的研究を行う学者(同志社大学院経済学研究科准教授)の共著。男女のことは人類永遠のテーマであるし、社会全般での実況が見えにくい題材だけに、中公新書で読ます狙いは面白いと思った。定義や歴史などを考察する第一章は期待に違わなかったが…2章以降の実態のところは先行研究や統計も少ないから、なんというかなぁ…紙幅に対して…中身は濃くない。ホント当たり前の肌感覚推定どおりの実態という事が確認できました。 2023/02/14

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