出版社内容情報
石井 幸孝[イシイヨシタカ]
著・文・その他
内容説明
1949年に誕生した国鉄は、復旧途上の設備で旅客・貨物輸送を一手に担い、戦後の高度成長を支え、新幹線もつくった。「鉄道は国家なり」であった。だが交通手段の多様化でシェアは低下、自立的な経営もままならず、赤字が雪だるま式に増え、労使関係も悪化、ついに1987年に分割民営化された。今、人口減、IT化、コロナ禍を受け、鉄道は再び危機に瀕している。国鉄の歴史に何を学ぶか、JR九州初代社長が明かす。
目次
第1章 戦後の混乱と鉄道マンの根性
第2章 暗中模索の公社スタート
第3章 栄光としのびよる経営矛盾
第4章 鉄道技術屋魂
第5章 鉄道現場と労働組合
第6章 鉄道貨物の栄枯盛衰
第7章 国鉄衰退の20年
第8章 国鉄崩壊と再起
終章 JRの誕生と未来
著者等紹介
石井幸孝[イシイヨシタカ]
1932年、広島県生まれ。1955年、東京大学工学部卒業、日本国有鉄道入社。開発期のディーゼル車両設計(キハ81形、DD51形等)に従事した後、経営全般に転進。広島鉄道管理局長、工作局長、常務理事・首都圏本部長などを歴任する。1987年の分割民営化にあたってJR九州社長となり、条件の悪い三島会社であるJR九州の経営を軌道に乗せる。1997年、会長就任、2002年退任。鉄道史・交通史を研究すると共に、鉄道の未来についても提言を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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