出版社内容情報
「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」。人間の場合はなおさらでやる気がない人にいくら無理強いしても無駄である。そもそも、やる気はどう生まれるのか。報酬を与えるのか、口で褒めるのか、それとも罰をちらつかせるのか。自分の経験と素朴な理論で対処しても、うまくいくとは限らない。本書は、目標説、自信説、成長説、環境説など、心理学の知見からモチベーションの理論を総ざらいする。
内容説明
「やる気が出ない…」。職場で、学校で、家庭で、悩んでいる人は多い。自分だけでなく、他者のやる気も気がかりである。口でほめるのか、報酬を与えるのか、罰をちらつかせるのか。自らの経験と素朴な理論に基づいて対処しても、なかなかうまくいかない。そもそもモチベーションはどのように生じ、何に影響を受け、変化していくのか。目標説、自信説、成長説、環境説など、モチベーション心理学の代表的な理論を整理、紹介する。
目次
第1章 モチベーションとは何か
第2章 モチベーション理論の展開
第3章 達成と価値―目標説
第4章 成功と自尊心―自信説
第5章 学びと発達―成長説
第6章 習慣と態度―非意識説
第7章 場とシステム―環境説
終章 「モチベーションの心理学」に学ぶ
著者等紹介
鹿毛雅治[カゲマサハル]
1964年、横浜市生まれ。1986年横浜国立大学教育学部心理学専攻卒業、91年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻博士課程単位取得退学。1992年同大学教職課程センター助手、95年専任講師、97年助教授をへて、2005年教授。博士(教育学)。専攻・教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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徒花
アナクマ
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