中公新書<br> モチベーションの心理学―「やる気」と「意欲」のメカニズム

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中公新書
モチベーションの心理学―「やる気」と「意欲」のメカニズム

  • 鹿毛 雅治【著】
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  • 中央公論新社(2022/01発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 377p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121026804
  • NDC分類 141.72
  • Cコード C1211

出版社内容情報

「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」。人間の場合はなおさらでやる気がない人にいくら無理強いしても無駄である。そもそも、やる気はどう生まれるのか。報酬を与えるのか、口で褒めるのか、それとも罰をちらつかせるのか。自分の経験と素朴な理論で対処しても、うまくいくとは限らない。本書は、目標説、自信説、成長説、環境説など、心理学の知見からモチベーションの理論を総ざらいする。

内容説明

「やる気が出ない…」。職場で、学校で、家庭で、悩んでいる人は多い。自分だけでなく、他者のやる気も気がかりである。口でほめるのか、報酬を与えるのか、罰をちらつかせるのか。自らの経験と素朴な理論に基づいて対処しても、なかなかうまくいかない。そもそもモチベーションはどのように生じ、何に影響を受け、変化していくのか。目標説、自信説、成長説、環境説など、モチベーション心理学の代表的な理論を整理、紹介する。

目次

第1章 モチベーションとは何か
第2章 モチベーション理論の展開
第3章 達成と価値―目標説
第4章 成功と自尊心―自信説
第5章 学びと発達―成長説
第6章 習慣と態度―非意識説
第7章 場とシステム―環境説
終章 「モチベーションの心理学」に学ぶ

著者等紹介

鹿毛雅治[カゲマサハル]
1964年、横浜市生まれ。1986年横浜国立大学教育学部心理学専攻卒業、91年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻博士課程単位取得退学。1992年同大学教職課程センター助手、95年専任講師、97年助教授をへて、2005年教授。博士(教育学)。専攻・教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

103
まあまあ。人間がモチベーション(やる気)を持つ心理的なメカニズムをさまざまなアプローチ(モデル)から紹介していく一冊。どうすればモチベーションがアップするのかというハウツー的な内容ではなく、最終的な著書の結論は「いつでも、誰にでも適用できるハウ・ツーはない」と締めくくられているので、まあ本当に知識としてというか、資料として読む感じ。ただ、最後に書かれているdoingからbeingへの意識変容を促し、誠実という言葉でまとめるあたりは、理論立てた説明はないものの、たしかにね、と思うところがある。2022/04/08

アナクマ

32
小分けして。◉4章_自信。「できそうならやる、できそうにないならやらない。期待とは、成功に対する主観的な見込み=自信のことである」と、モチベの重要な鍵概念として「期待」を取り上げます。心当たりのある「為せば成る(随伴性認知)」や、「自己効力」の醸成も重要だと詳述。小さな成功体験を重ねるべき根拠とか、自尊心の複雑さ『山月記』にも言及。◉5章_成長。ワンダーというモチベ。「効力感は目的達成時ではなく環境との相互作用プロセスで生じる快感情」モノゴトの最中、進行形で感じるべき事柄だよ、と。←ここ重要!2022/04/10

アナクマ

32
専門用語、定義、理論のつるべ打ちに素人困惑。で、終章の冒頭「いつでも、どこでも、誰にでも通用するハウツーは存在しない」それを早く言ってよ! 過去に提案された理論群を整理し、やる気や意欲の諸側面を描きます。◉これらは「モチベーションという心理現象に多様な側面があることに気づき、複眼的・統合的に認識するためのフレームであり、トータルな人間理解を深めることに寄与するツールで」やはり「問題解決のリソースのひとつとして有効」なのだろうと私も思います。人間の心理を簡単にまとめられるわけがないという事実と誠実さの結実。2022/02/28

アナクマ

31
解説少なめの用語が多め。5章_ヒトは成長したがる生物だ、という理解でいいのかどうか。◉モチベ論の代表格のひとつが自己決定理論。「予期できる有形の報酬は内発的動機を損なう」カネで釣るなってやつ。その一方で「基本的な心理欲求(①自律性②コンピテンス③関係性への欲求)が満たされれば、人は意欲的・健康的になれる」という。さもありなん。それらをサポートする側に期待される行動が15項目ある。なるほど、これほど手厚いケアがあれば私の目ももっと輝くであろう(しかし、ケアする側のモチベはどこから調達したらよいのだろうか)→2022/06/03

アナクマ

30
7章_環境説/モチベの規定因〈環境〉でまとめた理論群。賞罰、競争、ほめ言葉。◉北風より太陽。褒めは真価を認め、良いフィードバックを。罰はバツ。報酬も満足感には影響しない(不満軽減にはなる。動機づけなどへ転化することもある)。競争は、成長のチャンスと理解されなければ効果なし。◉職場環境は次のようにデザインせよ。①多様なスキルを必要とし②全体に関わり③意義と④自己裁量があり⑤フィードバックが得られるように。それから、目標は協同してやりとげ報酬は分けあい「私たちならできる」と信念すること。◉7章は続く。2023/05/30

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