出版社内容情報
明治期に充ててしまった馴染みの薄い訳語のせいで、現代の私たちにとっても抽象的で今ひとつ理解しにくいのが社会、そして社会学である。だが、社会とは私たちを取りまく世間(せけん)のことに他ならない。
本書では、集団、コミュニケーション、組織、自我などのキーワードを切り口に、世の中の仕組みをよりよく知る方法を伝授。碩学による社会学入門にして、知的好奇心を持ちつづけ、人生を楽しむためのヒント。
加藤 秀俊[カトウヒデトシ]
著・文・その他
内容説明
一五〇年前に充てた安易な訳語のせいで、抽象的で理解しにくい「社会」と「社会学」。だが、社会とは私たちを取りまく身近な世間のことにほかならない。本書では、集団、コミュニケーション、組織、自我などのキーワードを切り口に、世の中の仕組みをよりよく知るこの学問の本質、方法を述べる。半世紀以上にわたり研究を続けてきた碩学による社会学入門にして、知的好奇心を持ちつづけ、人生を楽しむためのヒント。
目次
第1章 「社会学」―現代の世間話
第2章 集団―つながる縁
第3章 コミュニケーション―ことばの力
第4章 組織―顔のない顔
第5章 行動―ひとの居場所
第6章 自我―人生劇場
第7章 方法―地べたの学問
著者等紹介
加藤秀俊[カトウヒデトシ]
1930年(昭和5年)、東京都に生まれる。東京商科大学(現一橋大学)卒業。シカゴ大学大学院修了。京都大学人文科学研究所助手、京都大学教育学部助教授、学習院大学教授、国際交流基金日本語国際センター所長、日本育英会会長などを歴任。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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