中公新書<br> 社会学―わたしと世間

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中公新書
社会学―わたしと世間

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121024848
  • NDC分類 361
  • Cコード C1236

出版社内容情報

明治期に充ててしまった馴染みの薄い訳語のせいで、現代の私たちにとっても抽象的で今ひとつ理解しにくいのが社会、そして社会学である。だが、社会とは私たちを取りまく世間(せけん)のことに他ならない。
本書では、集団、コミュニケーション、組織、自我などのキーワードを切り口に、世の中の仕組みをよりよく知る方法を伝授。碩学による社会学入門にして、知的好奇心を持ちつづけ、人生を楽しむためのヒント。

加藤 秀俊[カトウヒデトシ]
著・文・その他

内容説明

一五〇年前に充てた安易な訳語のせいで、抽象的で理解しにくい「社会」と「社会学」。だが、社会とは私たちを取りまく身近な世間のことにほかならない。本書では、集団、コミュニケーション、組織、自我などのキーワードを切り口に、世の中の仕組みをよりよく知るこの学問の本質、方法を述べる。半世紀以上にわたり研究を続けてきた碩学による社会学入門にして、知的好奇心を持ちつづけ、人生を楽しむためのヒント。

目次

第1章 「社会学」―現代の世間話
第2章 集団―つながる縁
第3章 コミュニケーション―ことばの力
第4章 組織―顔のない顔
第5章 行動―ひとの居場所
第6章 自我―人生劇場
第7章 方法―地べたの学問

著者等紹介

加藤秀俊[カトウヒデトシ]
1930年(昭和5年)、東京都に生まれる。東京商科大学(現一橋大学)卒業。シカゴ大学大学院修了。京都大学人文科学研究所助手、京都大学教育学部助教授、学習院大学教授、国際交流基金日本語国際センター所長、日本育英会会長などを歴任。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

50
カチッとした社会学案内書ではないが、だからこそ読みやすかった。2018/04/30

Tui

35
新聞書評で知った。著者いうところ『「現実」の生き生きとした世間をこまやかに観察することが「社会学」というもの』なのだそうだ。なるほどそれは幅広い。つまりは何でも研究対象となりうるってことでもあり、器が大きいやら、捉えどころないやら、厄介な学問だ。社会学のフィールドの広大さを実感しつつエッセイ的な読み物としても楽しい内容。90歳近くにしてこのような柔らかい視点から文章が書けるとは、無礼を承知で言わせていただくと、すごくかっこいい。2018/10/16

山口透析鉄

26
市の図書館本で読みました。社会、といっても、一般的な人間の接する世界ってせいぜい「世間」レベル、というのはよく分かりますが、阿部謹也氏や佐藤直樹氏の本を読むに、やはり世間と社会の違いはあるように思います。 ただ、社会学の私的入門書として平易に書かれているのはよく分かりますので、各章の理解を広めるための文献も記載されていますし、これはこれで良いとは思います。 著者のテキストデータベース: http://katodb.la.coocan.jp2024/02/06

団塊シニア

23
第6章の自我ー人生劇場のなかの演技する人間に注目した、人間はいつでも他人の目にどう映るかを気にしながらいろんな面をかぶっている、だから本当の自分なんてもともと存在していないのであるという作者の言葉には説得力がある。2018/11/03

isao_key

10
加藤先生は、今年88歳になられたそうであるが、相変わらず確かな教養に裏打ちされた深い洞察力が見られる。ソーシャル・キャピタルを「社会関係資本」など難しい訳語を充てられているが、結局のところ「世間」の大きさを述べているに過ぎないという。「ことば」によるコミュニケーション以上に強烈なのは、人間の存在そのものが発する「実在感」で、VRでは得られない。体感や共時性を有することが大事なのである。ラジオ放送によって「国民意識」がはっきり出来上がった。社会学とは「わたしの世間」学であり究極的には「私社会学」である。2018/09/09

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