中公新書
税の負担はどうなるか

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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121017390
  • NDC分類 345.1

内容説明

日本の二〇〇三年度予算は、一般会計の歳出に占める税収比率が五一.一%と、世界最低である。近年の欧米主要国では軒並み八〇%以上、イギリスやアメリカでは九〇%を超えている。少子・高齢社会が到来した日本では、景気回復を見守りつつ、財政健全化を図る両睨み政策の中で必要な財源を賄うためには、税負担増は避けられない。国民全体の公益という視点を優先した税意識を普及させ、税制改革を進める時がきている。

目次

第1章 税負担増は不可避か―税を取り巻く環境の変化
第2章 いま何故、税制改革か―「あるべき税制」を求めて
第3章 税・社会保障負担のあり方―負担は皆で「広く」「公平に」
第4章 変わる国民の税意識―「対話集会」を重ねて
第5章 空洞化した所得税―基幹税としてどう修復するか
第6章 高まる消費税への期待―最後の手段か

著者紹介

石弘光[イシヒロミツ]
1937年(昭和12年)、東京に生まれる。1961年、一橋大学経済学部卒業、同大学院を経て、一橋大学教授。現在、一橋大学学長(1998年12月より)、財政学専攻、経済学博士。著書に『財政構造の安定効果』(勁草書房、毎日エコノミスト賞)、『租税政策の効果』(東洋経済新報社、日経・図書文化賞)、『財政構造の論理』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞)など

出版社内容情報

世界最悪の赤字財政の下、少子・高齢社会の到来した日本では、必要な財源を一体どこから得たらよいのか。