出版社内容情報
ようやく見え始めた経済回復のきざしを確かなものとするために、「現場」のさまざまな取り組みに学ぶ。
内容説明
長く不況にあえいでいた日本経済にも、ようやく回復の兆しが見られるようになったという。しかしそれは一部の業界、大企業にとどまり、経済再生のカギを握る中小企業はあいかわらず苦しんでいるのが実態である。本書では、金融機関の企業支援、産学協同、企業間ネットワークの構築、生活基盤を支える地域医療など「現場」のさまざまな取り組みを紹介し、中小企業の再生、地域経済の再生に向けて新たな「解」を提示する。
目次
第1章 “現場”が見つけたもう一つの「解」―「不良債権処理」から「不良債権減らし」へ(不良債権処理のジレンマ;新たな「解」を求めて;受注ゼロの中での企業支援 ほか)
第2章 地域を再生させる“現場力”―「壊す」から「活かす」へ(「壊す」から「活かす」へ;炭素繊維で地域を活かす;産業政策を「死語」にしない ほか)
第3章 市民・企業・行政の新しい関係をつくる―「現場が変える」「現場が変わる」(金融行政を“現場”が変える;市民参加で新しい金融システムをつくる;「新たな企業像」を求めて“現場”が変わる)
著者等紹介
山口義行[ヤマグチヨシユキ]
1951年(昭和26年)、名古屋市に生まれる。立教大学経済学部卒業。立教大学大学院経済学研究科博士課程修了。東邦学園短期大学専任講師、名城大学商学部専任講師、立教大学助教授を経て、現在、立教大学経済学部教授。専攻、金融論
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感想・レビュー
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hoshino-soumu
koji
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- 和書
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