内容説明
第一次大戦勃発後、山県有朋を頂点に戴く藩閥官僚政府は、日露の提携によって米英に拮抗しながら大陸での勢力拡大を狙うが、ロシア革命によってその戦略は挫折する。そこで、政治の実権は、対米英協調を唱える原敬に委ねられ、ここに日本初の本格的な政党内閣が誕生した。本書は、日本の政治が、元老指導から議会主導に移行していく時期の潮流を、原と山県の国家構想とそれに基づく対外・対内政治行動から検証するものである。
目次
第1章 第一次世界大戦期の原と山県
第2章 原政友会内閣の成立
第3章 大戦開始以前の原と山県
第4章 外交政策の転換
第5章 原内閣の内政と山県閥
終章 原・山県の死とその後



