中公新書<br> 顧客社会―生活者中心の流通戦略

中公新書
顧客社会―生活者中心の流通戦略

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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121013422
  • NDC分類 673
  • Cコード C1234

内容説明

モノ中心の社会が成熟し、経済は、企業本位から生活者本位へと移ってきた。そのため、これまでの少品種大量生産大量販売という方法が通用しなくなっている。時代がマスから個への転換とともに新しい市場を目指しているにもかかわらず、これまでの思想、慣行、体験に囚われて、なお多くのビジネスが戸惑いの中にある。本書は、外食業を含む流通業の立場から、戦後商業の流れの変化を指摘し、今後の流通業経営のありかたを提言する。

目次

第1章 戦後商業の発展
第2章 消費者の顔と業態の変遷
第3章 岐路に立つ流通業
第4章 情報革命は流通業界をかえる
第5章 逆転潮流時代の始まり
第6章 新しい経営革新のヒント
第7章 生涯顧客づくり(リレーションシップ・マーケティング)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

15
さまざまな業態の流通業のあり方から、これからを展望した本。流通業に関心があったので興味深く読めた。紹介されている中にはおなじみのお店も多く、かなり古い本ではあるが業界の裏側をのぞけた気分だ。「モノ」から「心」へとシフトする社会、ネット流通の比重が大きくなってくる社会という予言はどれも当たっている。その中で、どう「もてなしの心」を維持しつつ商品を売れるか。難しく、奥深い仕事だ。2013/08/18

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