中公新書<br> 囚われのロシア文学―ソヴェト政権下の文芸活動

中公新書
囚われのロシア文学―ソヴェト政権下の文芸活動

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  • サイズ 新書判/ページ数 199p
  • 商品コード 9784121008237
  • NDC分類 980.2
  • Cコード C1298

内容説明

スターリンの死、フルシチョフのスターリン批判によって革命後長く続いたロシアの冬も終りを告げたかと思われ、文学・芸術は活気づいた。しかしパステルナークの『ドクトル・ジバゴ』批判キャンペーンは再び文学を凍てつかせた。政治はなぜ文学への干渉を続けるのか。そして投獄、追放の恐怖に耐えて作家たちは何を証言しようとしたのか。エレンブルグ、ソルジェニーツィン、マクシーモフら現代ロシア作家の苦闘の足跡を描く。

目次

シニャフスキイ・ダニエル裁判―序にかえて
第1章 「雪どけ」への道
第2章 パステルナーク事件
第3章3世代の模索
第4章 モスクワのなかの悪魔
第5章ソルジェニーツィンの告発
第6章 現代を問う作家たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みーふぃ

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 パステル ナーク ごぞんじでしょうか?  ドクトル・ジバゴ の作者です。 氏は ノーベル賞をうける 筈 でしたが 弾圧でやむなく断念する。そのご わずか数年ののち寂しくなくなる。  ジバゴ は何回もみました。音楽も風景もすばらしい。内容も。  スターリン亡きあとも弾圧はつずく。

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