感想・レビュー
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MIRACLE
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カスティーリャ王国によるイベリア半島統一と新大陸への進出までの歴史についてのべた本。歴史イスラーム教徒の侵入から、ラスカサスのバリャドリー大論争までを、あつかっている。イベリア半島史をめぐっては、カスティーリャ王国による国内統一と国外進出について、矛盾のない説明モデルの構築が必要だ。しかし、本書は、史実をまとめただけの、平凡な内容だった。人名・地名のスペイン語表記は我慢して読んだが、カスティーリャ王国の記述が断片的で、しかも、章で分断しているのは、理解に苦しむ。やはり、ピント外れの著作だ。2013/11/24
