感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
43
ドナルド・キーン先生との日本人と文化についての対談本です。自分にはない見方が新鮮でした。司馬史観とキーン先生の歴史と文化から拾い上げていると言えるでしょう。2022/05/05
ちさと
34
日本文学の世界的権威ドナルド・キーンさんと司馬さんの対談本。お二人とも非常に博学だが、漫画「風雲児たち」を読んでいたおかげで話についていけた。日本的な美とは何なのか、何が一体日本的であるのか。概ね合意しながら、散漫にならない程度に和気あいあいと対談が進むのは読んでいて心地よいし、日本人のモラルの軸に儒教があるかどうかという点では最後まで平行線で、自分はどう思うかなと頭を使うテーマがあるのもよい。初版はもう40年も前になるが全く色褪せておらず、国境があって無い時代の今こそ、読む価値のある1冊。2026/05/01
Book & Travel
22
日本文化を知り尽くした二人の対談集。様々な話題が登場し、読んでいてとにかく楽しい。特にドナルド・キーン氏の日本文化に対する知識は凄く、司馬さんがたじたじになっているような所もあって面白い。日本人にとって英雄的政治家がいないという話や、日本人のモラルが儒教・仏教・神道のどこから来ているのかという議論、アーネスト・サトーをはじめ日本に大きな影響をもたらした外国人の話など、興味深い話が書き切れないぐらいあり、自分の知識をもっと深めたいと思った。2015/12/09
いの
20
司馬遼太郎さんとドナルド・キーンさんの対談を書籍にしたものです。歴史の観点から日本人と日本文化を考察していました。末広がりに展開する内容はお二人の分析力の高さを物語っています。打てば響く躊躇ない反応と掘りさげられる会話は非常に楽しいです。興味深いところ金閣寺銀閣寺のくだりは日本人としての美意識を多分に感じとることができました。日本人の戦争観では驚き。面白いところでは「英雄のいない国」でしょうか。日本人は尊敬と好きで分類して考えるため英雄は個人で違います。海外からみると不思議なことだそうです。2019/05/10
zel
14
ドナルドキーンと司馬遼太郎の対談。50年前の初版。時代を感じることはあっても内容に古さを感じない。とても知的で対談しながらのワクワク感が伝わってくる。知的ってかっこいいなって。 2021/08/23




