感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nobody
13
「第3部 展望」が致命的。若者達の叛乱_学園紛争、反戦運動、人種闘争、ヒッピー・カルチャー、エコロジー運動、ウーマン・リブに性革命を並べ、アポロ的世界とディオニュソス的世界(エロスの世界)という対立軸を持ち出し政治的人間と性的人間に対比させ、無政府主義者ポール・グッドマンからも「学生叛乱と性革命をいっしょくたにするのか?」と突っ込まれてるのに我から「性革命と政治革命の混同」といったりして混乱に拍車をかける。そして岩波的修辞語しか口にせずかつ主脈も成さないダニエル・ベルの談話が断片的に惰性的に繰り返される。2020/10/04
とーとろじい
2
ドス・パソスやエリック・ホッファーやリースマンやダニエル・ベルなど著名人のインタビューが本書の価値になっていることは間違いない。60-70年代の米・学生運動を主題にSDS、ブラックパンサー党、ウーマンリブ、エコロジー運動など幅広く若者の反体制運動を取材している。イデオロギーをいかに現実的手段で実現していくかが運動の目標たるべきだが、過激化し全破壊に走るようになると運動は孤立化してしまう。学生運動がラディカルに傾く流れは日本と同じのようである。2021/11/27




