出版社内容情報
民主主義の機能不全がささやかれる今、私たちはいかに自由を失うことなく他者と社会を築けるのか。民主主義論の第一人者である著者が、ルソーの名著から熱きメッセージを読み込む。
「入門書の入門」とも言うべきわかりやすさで、『社会契約論』のキモが100ページのボリュームでわかる!
【目次】
はじめに いまの政治に疑問を感じる人へ
第1章 ルソーはどんな人だったの?
第2章 自由でありつつ人と仲良くするってどういうこと?
第3章 一般意志って結局何なの?
第4章 ルールを作る人と実行する人は別?
終 章 いま『社会契約論』を読む意義って?
『社会契約論』の翻訳について/次に読みたい本
ルソー略年譜
『社会契約論』の翻訳について
次に読みたい本
【目次】
内容説明
民主主義をまだ信じていいの?「自由でいたい」と「人と仲良くしたい」をちゃんと両立させるには?ルソーが考えた民主社会の基本ルールについて徹底解説。
目次
第1章 ルソーはどんな人だったの?(信じたいけど、信じられない;ヒュームとの決裂事件;育児放棄はしても『エミール』を書く;逆張りの天才;『人間不平等起源論』;フランス革命を引き起こしたという誤解;「共和国の祖」ルソーという神話)
第2章 自由でありつつ人と仲良くするってどういうこと?(人間はなぜ自ら鎖につながれるのか;革命を語らず理想を描く;社会契約説はオワコンだった?;ホッブズ・ロック・ルソーがなぜ並べられるのか;ホッブズの自由論;ロックの所有権論;ルソーの三つの自由;力に正義はない;自由でいたい。でも、仲良くもしたい;三つの自由再考;ルソーからカント、そして中江兆民へ)
第3章 一般意志って結局何なの?(自由を守るために、すべてを委ねる?;共通の意志なんてあるのか;シトワイヤンとブルジョワ;どうすれば一般意志は見つかるのか;思考実験としての一般意志;立法者という謎;日本国憲法で考えると;理想の立法者も、市民も、いない)
第4章 ルールを作る人と実行する人は別?(主権と政府は別物;ルソーは民主政を否定した?;代表制批判;ルソーとトクヴィル;なぜルソーは監察官を必要と考えたのか;人間の宗教と国家の宗教;公民宗教とは何か)
終章 いま『社会契約論』を読む意義って?(思い切って目線を上げよう;「国のために死ね」の真意;SNSは一般意志か?;理想を掲げる勇気)
著者等紹介
宇野重規[ウノシゲキ]
1967年生まれ。東京大学社会科学研究所教授。専門は政治思想史、政治哲学。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。著書に、『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞)、『民主主義とは何か』(講談社現代新書、石橋湛山賞)ほか、多数
斎藤哲也[サイトウテツヤ]
1971年生まれ。人文ライター。東京大学文学部哲学科卒業。人文思想系、社会科学系の編集・取材・構成を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 贖罪の奏鳴曲 講談社文庫



