出版社内容情報
お嬢さんたちの若い命が、新世界を担うのです。
どうぞ、健やかに過ごしてくださいね……。
喧嘩別れした親友が高校を退学した。
突然、山に施設を作った新興宗教・NI求会に入会したのだ。
親友を取り戻そうとする凜音。
東京から《特別》になるために来た初花。
大人が《楽園》と定めた場所に閉じ込められた子供たちは、
その聖地で、禍々しいものと対峙する。
町田そのこの新境地。
女子高生たちの、青春×スリラー開幕!
内容説明
喧嘩別れした親友の美央が高校を退学した。突然、新興宗教「NI求会」に入会したのだ。美央を取り戻そうと潜入する凜音。東京から《特別》になるために施設にやってきた初花。大人が《楽園》と定めた場所に閉じ込められた子供たちは、その聖地で、禍々しいものと対峙する―。
著者等紹介
町田そのこ[マチダソノコ]
1980年生まれ。「カメルーンの青い魚」で、第15回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。2017年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さてさて
387
『この日が、すべての始まりだった。振り返れば、だけれど』。そんな風に過去を振り返る主人公の神原凛音。この作品にはそんな凛音が『NI求会』という怪しげな組織に囚われの身となった友達の美央を救出するために危険を冒しつつも『NI求会』の背景に隠された真実を追い求める姿が描かれていました。『新興宗教』の怪しげな存在が物語を薄暗くしていくこの作品。そんな『新興宗教』の裏側に驚愕の真実が隠されてもいるこの作品。グロテスクな表現と、まさかの”ホラー”な物語世界に、町田そのこさんの新境地を見る、インパクトある作品でした。2025/12/03
starbro
360
町田 そのこは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、著者の新境地でしょうか、新興宗教JKホラー、設定は面白いと思ったのですが、新興宗教教団があっさりと崩壊し過ぎでした。 https://www.chuko.co.jp/tanko/2025/10/005958.html2025/11/04
パトラッシュ
359
九州の田舎町に新興宗教団体が拠点を築き、女子高生凛音の知り合いが相次いで入ったまま出てこない。従来の町田そのこ作品ならオウム事件がモデルの宗教問題が絡む社会小説となるはずだが、頻発していた謎の連続殺人から一気にホラー色が濃くなり、やがて地元に伝わる血を求める呪いの姫君が復活し人びとを操るドラマへ変貌していく。凛音と仲間たちが伝承を調べ回ったり、施設に潜入し友人を助けようとするシーンはほとんどラノベのノリだ。悪は滅びめでたしで終わるラストに至っては、本当に『月とアマリリス』の作者が書いたのか疑いたくなった。2025/11/13
うっちー
268
町田さんの作品?という感じでした2025/11/02
ちょぴん
232
これまで町田そのこさんの作品は数多く読んできたので、ある程度ストーリーを思い描いた上で答え合わせみたいな感じで読んでいました。が、今回のは雰囲気が全然違いました。ホラーなのか、ミステリーなのか、SFなのか、何かわからないまま引き込まれて行って、最後はアドベンチャー的要素があって、怖いというよりはワクワク感、ドキドキ感が強かったです。まめもちからここまで展開できる町田さんは、さすがですね。2026/02/02




