空海の風景〈下巻〉 (新版)

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空海の風景〈下巻〉 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120057571
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

空海の足跡をたどり、その時代風景のなかに自らを置き、過去と現在の融通無碍の往還によって、日本が生んだ人類普遍の天才の実像に迫る。大きな活字で読みやすくなった司馬文学の最高傑作!



著者自身が最も愛した小説にして、積年の思想が結実した記念碑的大作のハードカバー版を、空海生誕1250年を記念し復刊。

さらに巻末には、旧版未収録のインタビュー「『空海の風景』の司馬遼太郎氏と一時間」および歴時学者・貝塚茂樹による書評「形而上学の壮大な展開」を収録。



昭和50年度芸術院恩賜賞受賞作



「筆者はともかくこの稿を書きおえて、なにやら生あるものの胎内をくぐりぬけてきたような気分も感じている。筆者にとって、あるいはその気分を得るために書きすすめてきたのかもしれず、ひるがえっていえばその気分も、錯覚にすぎないかもしれない。そのほうが、本来零であることを望んだ空海らしくていいようにも思える」(あとがきより)

内容説明

よみがえる「人類普遍の天才」。大きな活字で読みやすい関連作品を増補した“新版”。第32回芸術院恩賜賞受賞。

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の革新」により朝日賞、84年『街道をゆく 南蛮のみち1』により第16回日本文学大賞(学芸部門)、87年『ロシアについて』により第38回読売文学賞(随筆・紀行賞)、88年『韃靼疾風録』により第15回大佛次郎賞を、それぞれ受賞。1991(平成3)年、文化功労者に顕彰される。93年、文化勲章受章。日本芸術院会員。1996(平成2)年2月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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評価

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感想・レビュー

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ムカルナス

12
国家や天皇さえ仕えさせた感があるスーパースター空海の人生で一点曇りがあるとすれば最澄との断交だろう。ゆえに人柄では最澄なのかな・・と思っていたが本書で考えが変わった。文字のみの筆授では学べないとする空海に耳を貸さず、一切妥協することなく自分の道一直線の最澄に空海は嫌気が差したのではないだろうか?先輩格の最澄に相当気を使って書物を貸し続けてきたが限界だった、で、弟子の返信を代筆する形で断交に至ってしまったのでは?確かに最澄は真面目で礼儀正しいが 人生、時には自分を曲げることも必要なのでは?と思えた。2024/11/16

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2024年3月初版。初出「中央公論」1973年1月号~9月号、11月号~75年6月号、9月号。空海と最澄の関係が面白かった。これは小説・評論・紀行等々にジャンル分け出来ない司馬遼文学なのでした。2024/10/22

はちまる

1
無知の領域から、空海の概要をおぼろげレベルに理解した。その思想について理解できる小説ではないと思う。ただ、その時代背景から掘っていく感じ。空海と最澄の関係、書においての類まれな才能、嵯峨天皇との関係、死に至る様子。神社仏閣にいくと密かに梵字が書かれたものがあったりするので密教との因縁が空海を通してわかってきたような。東寺が真言宗、空海のお寺だったとは知らなかった。2024/10/22

kamekame

0
再読して前より理解できたような気がする。2025/01/27

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