出版社内容情報
政治家人生37年。大蔵省出身の財政通として、初当選から引退まで自民党税制調査会で活動。消費税導入に道を開いた。選挙制度改革による小選挙区制導入で、国会議員の「小粒化」が指摘される近年、戦争を経験し、中選挙区制のもとでし烈な選挙を戦い抜いてきた伊吹氏は、いまや数少ない戦後政治のかなりの期間を知る「保守政治家」といえる。政策、党務、議会に精通し、「保守とは謙虚な思想である」というのが伊吹氏の信条。伊吹氏の人生をたどることで、戦中戦後の社会と政治、そして保守政治の歩みと思想を浮かび上がらせる。
内容説明
伝統的な日本人の生き方や規範を尊重しながら秩序ある漸進的な改革を目指す保守主義。将来予測が難しい激動の時代だからこそ、保守の理念を大切に。読売新聞好評連載「時代の証言者」を大幅加筆。
目次
序章 刊行によせて
第1章 誕生から大学時代まで
第2章 公務員生活
第3章 政界へ
第4章 初入閣以後
第5章 幹事長時代 ねじれ国会の苦労
第6章 民主党政権とポピュリズム
第7章 衆議院議長就任
終章 国を損なうことなかれ
著者等紹介
伊吹文明[イブキブンメイ]
1938(昭和13)年京都府生まれ。生家は1820(文政3)年創業の繊維問屋。京都大学経済学部卒業後、大蔵省勤務を経て、1983年より衆議院議員(12期当選)。労働大臣、国家公安委員長、文部科学大臣、財務大臣、自民党幹事長などを歴任し、第74代衆議院議長に就任。2021年衆議院議員引退
望月公一[モチズキコウイチ]
読売新聞政治部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
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