出版社内容情報
吉永 みち子[ヨシナガミチコ]
著・文・その他
内容説明
体はちょいヨロ、心は成長期70代、老いのまっただ中を快走中。そこそこ元気を目標に、楽しく暮らすヒント満載のエッセイ。
目次
第1章 はじめてみたら世界が変わった
第2章 視点を変えると面白くなる
第3章 ペットと家族のちょうどいい距離
第4章 手探りの悠々自適生活
第5章 身体は楽に、心は自由に
第6章 人生のゴールを見据え、今を楽しむ
著者等紹介
吉永みち子[ヨシナガミチコ]
1950年埼玉県生まれ。東京外国語大学卒業後、競馬専門紙「勝馬」の記者となる。吉永正人騎手と結婚後、『気がつけば騎手の女房』を発表し、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。ノンフィクション作家としての執筆活動を続ける。テレビコメンテーターと活躍するとともに、政府税制調査会などの委員を歴任。現在は、映画倫理委員会副委員長、民間放送教育協会会長、日本年金機構理事などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
111
※出来なかったのか、しなかったのか。※「しない」ことを選んだのも自分。※ときめきなんてものは、向こうからときめきの素がやってきて、ときめかしてくれるわけじゃない。※「いつか」と「そのうち」が年齢とともにしだいに残り少なくなってくるから迷っている時間はない。※趣味は「未発見の楽しみ」を探すこと。前向きに生きるヒントがたくさん。飾らない言葉で書かれていてとても読みやすかったです。2023/08/05
さくら咲く
22
文章が巧みでユーモアに溢れ楽しかった。年齢的に一歩前を行く作者から学ぶ事も多かった。 2023/06/08
うー(今年も遅くなります)
16
飾らない言葉でサラサラ読め、サラサラ過ぎて心に留めておく言葉もサラサラ〜😅『マハトマ・ガンジーは国の偉大さと道徳的な発展は、その国の動物の扱い方でわかると言ったそうだ』『どう死ぬかを考えることは実はどう生きるかを考えることに繋がる大事なこと』『高齢者にとって死に結びつく危険要因、男性の場合は妻がいないこと、女性の場合は夫がいること』呼吸に専念し、モンキーマインド(次々と木に飛び移るように頭の中をとび回る雑念)を消しさる!そしてラジオ体操頑張ろうっと!2023/09/05
田中寛一
10
ほぼ同世代の方の生き方について知ることができた。趣味について「未発見の楽しみを探すこと」というのはいいね。「面白そうなことは自ら見つける」そういう心の軽さを維持したいものだ、と。退職してから10年になろうとしている私も退職してから、それまでやってこなかったことに挑戦できている。20年前の私がこんな状況を思い描いていただろうか。これからも楽しみを見つけながら過ごしたいものだ。2023/01/11
しらたま
9
10歳先輩の助言、いろいろためになった。 体力低下をお手軽なラジオ体操で克服し、転んで二度受け身取れるようになるとは頼もしや!かと思えば、男性が老化に抗わないのは、容姿で左右される人生を送った実感がないから、みたいな真実も突いてみたり。動物は、親が子から離れていくが、人だけは子どもから。だからそれが自然の理。ワクチン接種を、高齢者が若い世代に譲った海外!でも日本は、とか。死への危険要因は、男性;妻がいない 女性;夫がいる(笑 最後の『選ぶということは捨てる覚悟を固めること』らんまんでも聞いた名言。2023/06/17